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第一話「二度目の逃避行4」 ページ5

今日行くところは銀行、お金を使うために引き出しに行く



「あれ?千崎お姉さん! お姉さんも銀行に用事?」



今日はこの子に会う日だったか



『… 江戸川くん。 こんにちは、君はどんな用事なの?』



「おじさんにお金おろしてくるように言われたんだよ」



『そっか』



「あ、興味なさそうに言わないでよー。お姉さんは生活費をおろしにきたって感じ?」



江戸川くんはポアロの上の階にある毛利探偵事務所に居候している小学生



ポアロでご飯食べてたらしつこくされて時折話すようになった



透くんと仲が良いらしくよく話してるのを見かける



江戸川くんは小学生なのに頭がいいのかよく私の逃避行の邪魔をしてくる



『そうだよ、使いすぎないように細かく下ろしてるの』



そしたら、案の定、立てこもり事件発生し



人質となった



お金を奪い逃走するための人質に選ばれる



でも、また、「彼奴」は邪魔をする



近くに置いてあったゴミ箱を蹴り飛ばし犯人にクリーンヒットしてあっという間に事件解決






私の言う「二度目の逃避行」とは



事件に巻き込まれて被害者としてタヒぬこと



この町は事件が多いからそれに便乗して



タヒんでしまおうと言う作戦



何度かやっていつか成功する的なやつ



でも、この人生ではこのやり方が一番だと思う



「あの人」がタヒんじゃった時みたいに



私もきっとタヒねるはずだから

第一話「二度目の逃避行5」→←第一話「二度目の逃避行3」



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作者名:クラウ・ソラス | 作成日時:2023年8月5日 22時

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