第八話「全部、私のせい3」 ページ40
《引き続き、安室目線》
『コナンくん、君の力を貸してくれないか?』
「もちろんだよ!急ごう」
僕はコナンくんと共に、哀ちゃんと夏音の救出のためポアロを出た
そして、すぐさま風見に連絡する
『風見、緊急事態だ。夏音が小学生と共に何者かに誘拐されてしまった』
『黒のワゴン車で車種とナンバーは不明』
『彼女のスマホのGPSで車の位置は確認できている、〇〇の交差点を今右折した。あとは分かるな?』
コナンくんを助手席に乗せて、車を出す
その間に風見と連絡を取り、指示を出して、車を走らせた
「安室さん、風見刑事に頼んでいいの?」
『緊急だからな、使えるものは何でも使うさ…本当は君を巻き込みたくはなかったんだが』
「ボクだって、灰原とお姉さんを助けたいから」
『…そうだね、一刻も早く彼女らの安全を確保しよう』
コナンくんに端末を持って貰い、車を追跡する
「安室さん、犯人の車は港の倉庫街に向かってるみたい…もしかして大規模な組織的犯行なんじゃ…」
『クソッ…確かに可能性があるな…ここ最近誘拐未遂事件が多発していたから万が一逃げられでもしたら…』
「その前に全員捕まえちゃえばいいんだよ!」
「犯人の車は杯戸港の側の倉庫街に入って行ったよ…もしかしたらそこでリーダー格の人物と合流するんじゃないかな」
「安室さん!その先を左に曲がって、大丈夫。もうすぐ追いつくよ」
『風見、犯人の車は杯戸港側の倉庫街に入った、それと組織的犯行の可能性が出てきたからいますぐ組織犯罪対策課と連携して事態に当たってくれ』
《了解しました。自分も伝達が終わり次第、現地に急行しますが降谷さんは?》
『僕はこのまま車を見つけ次第様子を見て突入する、相手はナイフと銃を警備しているそうだ、彼女たちの保護は頼んだぞ!』
僕は風見との通信を切って、急いで東都港まで向かった
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作者名:クラウ・ソラス | 作成日時:2023年8月5日 22時