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第五話「小さな名探偵の観察1」 ページ23

《コナン目線》



最近、ある人が気になって仕方がない



同じ学校に通っている隣のクラスの女子生徒



――――千崎夏音



集団行動が苦手なのか、はたまた嫌いなのか



休み時間は人気がない渡り廊下の端っこで座り込んで一人過ごしている



教室は居心地が悪いのか昼休みもランダムに人気ない場所を選んで一人でいるようだった



一年の時、同じクラスになった際にその様子を知って



探偵としての癖なのか観察したくてその後も見かけるとつい目線を向けていた



そして、コナンになって



ある時からポアロにてよく会うようになった



いつも決まってカウンターの一番奥の席に座り



アイスかホットの紅茶を飲んでいる



気分でミルクだったりレモンだったりストレートと選んでるようだ



今思えば安室さんがポアロで働き出したのと同じタイミングたったな



なんでも安室さんとは幼馴染らしい



12歳差ってそもそも幼馴染として成立するのか?



疑問に思いながらも、今日も観察している



見かける時には基本無表情の彼女が



安室さんと会話している姿は



タメで話しているものの、とても楽しそうにしている



「透くん、昨日のアレ良かったね。次のやつも録画しといたからまた観よ」



「いいですよ、しかし珍しいですね…夏音がドキュメンタリー番組を気に入るなんて」



「まぁ、世界のネコ旅って猫好きの夏音らしいっちゃらしいですかね」



へぇー、猫好きなんだな



というか、何かに興味を示したりするんだ



「まぁね、猫は好きなほうかな」



「でしたら、今度ネコカフェでも行ってみます?」



「いや、行ったら飼いたくなるからやめとく」




「…それと、さっきからお熱い視線を向けてくるけど」



「江戸川くん、私らに何かよう?」



そういい、彼女は安室さんと共にオレの方を見てきた

第五話「小さな名探偵の観察2」→←第四話「風見さんはボディーガード7」



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作者名:クラウ・ソラス | 作成日時:2023年8月5日 22時

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