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ステージに上がると、周りからはざわざわと声が聞こえたが、
周りの声を拾わないよう気を付けた。
前を向いてお辞儀をすると、
ざわつきは収まり、次第に拍手へと変わった。
音響の方へ視線を送り合図を送ると音源が流れる
それと同時にヴァイオリンをならせば自分の世界へ入ることができた。
あっという間に曲が終わり、
マイクを取る。
大丈夫、いつも通り。
『皆様こんばんは。Aです。
本日はこけら落とし公演最終日、
Re:vale公演にご来場いただき誠にありがとうございます。』
挨拶を終え、一礼すると、
Aちゃん、と名前を呼んでくれる子たちがいた。
それだけで、涙が出そうになるが何とかこらえて言葉を続けた。
『只今演奏いたしましたのは、Roundtable Rivalです。
今日のために作曲させていただきました。
Re:valeの5周年記念という貴重な場で、
演奏することができて光栄です。
まもなく開演時間となります。
今日はたくさん楽しんでいってください。
それでは、失礼いたします』
お辞儀をして改めて客席を見ると、
みんなが此方を向いていた。
-アンコール
誰かが声を上げた。
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ReePhantom(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございますー！採用です！これからもよろしくお願いいたします( ˙ᵕ˙ ) (12月23日 0時) (
レス) id: 66b1ea99d0 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 芸能界という、決してきらびやかなだけではない場所で、それでもいちアーティストとして咲き誇ろうとする主人公ちゃんにはぴったりだと思います！！是非、ご検討よろしくお願いします！ (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - いつも楽しく拝読させていただいております！"お願い"の件なのですが、ウ.ォ.ル.ピ.ス.カ.ー.タ.ーさんの「泥中に咲く」はいかがでしょうか？→ (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ReePhantom | 作成日時：2023年12月17日 1時
