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「百さん、ちょっと来てもらってもいいですか?」

「…あはは、なに?」

「渡したいものがあるんです」

「オレに?ありがとー!
…ちょっと、行ってくるね」

「あぁ…」

「先に楽屋入ってて!」

そう言ってモモと楽さんはこちらに向かってきた。
…ん?こちらに…?

やばい、と思った時には時すでに遅し。

「…A?」

「Aさん!?」

『あはは…こんにちは』

早速バレてしまいました。

「A、こんなところでどうしたの!?
もしかして、オレたちを見に来てくれたの?」

『まぁ、そんなところ。
…で、楽さんはモモに用があったんじゃないの?』

「実は____」

楽さんの話を要約すると、
大和さんがモモの飲み物に毒を盛る演技をして、
ユキの本音を出そうとドッキリを仕掛けるそうだった。

大和さんの演技、本物だからな…。

「でも…」

モモは自信がないのか、
あまり浮かない顔をしていた。
が、ユキが今だにぼーっとしているのを見て、
2人を呼び止めた。

「…嫌だ
二度も、パートナーを失うのは…
…だけど、僕がモモを苦しめてるのか
声が出なくなった原因…、
毒でもないなら、僕しかいない」

あぁ、イケメンっていいな。
絵になる。

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ReePhantom(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございますー!採用です!これからもよろしくお願いいたします( ˙ᵕ​˙ ) (12月23日 0時) (レス) id: 66b1ea99d0 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 芸能界という、決してきらびやかなだけではない場所で、それでもいちアーティストとして咲き誇ろうとする主人公ちゃんにはぴったりだと思います!!是非、ご検討よろしくお願いします! (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - いつも楽しく拝読させていただいております!"お願い"の件なのですが、ウ.ォ.ル.ピ.ス.カ.ー.タ.ーさんの「泥中に咲く」はいかがでしょうか?→ (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ReePhantom | 作成日時:2023年12月17日 1時

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