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『本日はよろしくお願いいたします』
会場に入ってすぐにスタッフさんたちに挨拶をして、
ユキがいるという控室に足を運んだ
ノックをすると、私服姿のユキと、
マネージャーのおかりんがすでにスタンバイしていた。
『短い時間ですがよろしくお願いします』
「じゃあ早速始めようか」
『うん』
平常心を偽っても、
今にも心臓が飛び出しそうで仕方がない。
「今日はわざわざすみません、
しかもユキのわがままに付き合わせてしまって…」
『いいえ、大丈夫ですよ』
「あの、ギャラの方は…」
『本当に気にしないでください。
今回はプレコンサートだけですし…』
「いや、でも世界的に有名なAさんの演奏ですよ！
無償なんてわけにはいきません…！」
おかりんがとてつもなく謙虚すぎる。
本当にギャラとか求めていないんだけど…
ユキに助けを求めようとしたらめっちゃ遠くにいるし
『じゃあ、モモの声が出るようになったら、
モモに何か買ってもらうので大丈夫です。』
「えぇ…」
『それじゃあ、早速曲やっても大丈夫ですか？』
「はやくして」
『はいはい、
じゃあすみませんがこのCD流していただけますか？』
スタッフさんにCDを渡してステージの端でヴァイオリンを構える
ユキに気に入ってもらえるといいんだけど
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ReePhantom(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございますー！採用です！これからもよろしくお願いいたします( ˙ᵕ˙ ) (12月23日 0時) (
レス) id: 66b1ea99d0 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 芸能界という、決してきらびやかなだけではない場所で、それでもいちアーティストとして咲き誇ろうとする主人公ちゃんにはぴったりだと思います！！是非、ご検討よろしくお願いします！ (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - いつも楽しく拝読させていただいております！"お願い"の件なのですが、ウ.ォ.ル.ピ.ス.カ.ー.タ.ーさんの「泥中に咲く」はいかがでしょうか？→ (12月19日 18時) (レス) id: 8f46fba205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ReePhantom | 作成日時：2023年12月17日 1時
