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”HR始めるぞー。ほら、席に着け”
早速大和さんが映る。
「かっこいい、先生っぽいなー。
…ていうか演技、うまくない？」
「これは…贔屓目かもしれないけど主役を食っちゃうんじゃ…」
「ヤマさんじゃ、ないみたい」
”ねぇ、早く終わらせてよ。先生遅いー”
私が映った、改めて見ると私制服に合わないのでは…？
「…あれ？Aさん…？」
『七瀬さん、どうしたの？』
「A、出てたの？」
『あれ、言ってなかったっけ…？』
「聞いてない…。なんかごめんな。」
『まぁ、予定もないですし、いいですよ。
あ、ココ見どころポイント』
そういうとみんながテレビに食いつく
逆にこちらを見られると恥ずかしい…。
ラストに近づくにつれ、みんながそわそわし始めた
あ、もうすぐ私死ぬなー、なんてのんきに考えながら見る
”おい！待ってくれ…俺が悪かったから、考え直してくれ”
”見捨てたのは、先生でしょ？”
”俺は、見捨ててなんか！”
”先生なんて、大っ嫌い”
”なんでだよ…！どうして俺は…生徒1人も助けてやれないんだ”
「あ、A死んじゃった」
「…なんだかぞっとするな」
「この狂気的な雰囲気、どこかで…」
環、三月さん、一織と順に感想を述べていた
一織に関しては狂気的って何よ。失礼だな…
そんなこんなで一通り見終わり、みんなで感想会を開いていた。
「A、制服似合わないな」
『…現役高校生なんだけど』
「あー、確かに」
そういいながら王様プリンを頬張る環
というか、この人いつもプリンしか食べてなくない…？
なんで成長しているんだ…。
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作者名：ReePhantom | 作成日時：2023年10月5日 23時
