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「ごめんね、みんな。マネージャーも心配かけてすみません」
「ごめんそうちゃん！そうちゃんが倒れたのは俺のせいだ」
「環君…？」
「ごめん、まじで…本当にごめん！」
お兄様は視線を環君から私に変え、下を向いた。
「みんなに来てもらったのは、ちゃんと話そうと思って…
僕は辞めるかもしれない」
「やめるって…MEZZO"を？」
「MEZZO"だけじゃない、IDOLiSH7も…」
「え、…そんな」
「そんなに、嫌だったのかよ…」
「え…？」
反論をしたのは意外にも環だった
「だったら、そういえばよかっただろ…！」
環がお兄様の前まで行き、言葉を続けた。
「言えっていったじゃんか…！俺はバカだから、言われなきゃわかんねぇって！」
大和さんと三月さんで環を止めにかかる
「病人だぞ！」
それでも環は続ける
「なんであんたは…一人で決めちまうんだよ！」
「いったい何の話だい…？」
「やめる理由だよ！俺にムカついてやめるんだろ…！？」
「言ってないだろ、そんなこと」
「でも、他にねぇじゃんか…そーちゃん、倒れて、絶対そーちゃんに迷惑かけないようにって思ったのに…これで、終わりなんて」
あのー…、なんとなくみんな勘違いしてるよね…？
完全にアウェイな私だけど、ちょっと話に突っ込むことにした
『環、ストップ』
「なんだよ、Aには関係ねーだろ」
『関係ないけど、一回逢坂さんの話聞いたら？』
私が声をかけると一気に視線はお兄様に移った。
「…いや、確かに環君に困ることもあったんだけど…。
そうじゃなくて、冠番組が白紙になったのは、
スポンサーのFSCの意向だってきいて…」
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作者名：ReePhantom | 作成日時：2023年10月5日 23時
