信じてくれ ページ47
「...んッ、」
お腹の鈍い痛みで私の身体は起こされてしまった
ポワポワと意識がしっかりしないまま薬を飲もうと、立ち上がろうとしたけどまだ身体が言うことを聞かず
深「...おっ、とあぶねぇ」
「...ふっかさん？...あれは私、」
深「薬なら俺が取ってきてやるから、Aちゃんは寝てて」
そう言って、またソファに戻される
「ありがとう...てか私！」
宮「シーっ」
ふっかさんに声をかけようとしたら、いつの間にか隣に座っていただてくんに口止めされる
宮「みんな、寝てるから...ね？」
気づいて周りを見ればラウちゃんとめぐと康二くんは固まって寝てるし
あべくんはさっくんに絡まれながら寝てるし
ひーくんと翔太くんはそれぞれの自分の場所を作って寝ている
深「これ？」
ふっかさんから薬を、だてくんから水を受け取り飲み込む
宮「姫、倒れたんだよ廊下で」
深「生理なんだろ？休む暇、与えてやれなくてごめんな」
間に合わなかったんだ、私
休む暇なんて、みんなないくせに
私だけ、自分の自己管理が出来てなくてこんな理由で倒れたなんて
「、迷惑なんてッ、かけたくないのに...」
気づいたら大粒の涙が零れてた
宮「姫....」
情ない、自分で自分を守れないやつなんて
そうやって、男の人はどんどん離れていく
そういう固定観念が私の中には住み着いていた
深「なぁ、俺言ったよな」
少し怖い声色が聞こえたから上を向くと、とても苦しそうなふっかさんの表情
深「お前はもうよく頑張ってるよ、だから
もう少しだけ勇気をだして俺らを頼ってくれ...」
なんで、貴方が泣きそうなの
おかげで不思議と私の心がどんどん軽くなっていく
宮「A、抱きしめていい？」
そう了解をとってくれ、だてくんに優しく抱きしめられる
宮「こういう時はね、俺たちに任せればいいの。今日また1つ学べたんだよ姫は」
ここの場所にこれて、私は幸せなんだ
私にかかっている毛布やタオル
枕元には私がいつ起きてもいいように、美味しそうなお粥と水とそれからいっぱい
ソファも少しでも負担がかからないように大きめで
それから距離をとって寝ているみんな
全てが9人がやってくれたこと
私、
甘えていいんだ
だってここが私の居場所なのだから
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やわもち(プロフ) - 夢さん» 夢さんコメントありがとうございます！とても嬉しいお言葉でこれからも頑張りたいなと強く思いました(;_;)夢さんに今後とも楽しんで頂けるよう精進します！ありがとうございます(;_;) (2020年3月30日 2時) (
レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。今までSnowManの色んな作品を拝見してきたのですが、久しぶりにここまで展開が気になり読んでいて夢中になっています。これからも更新頑張ってください。応援しています！ (2020年3月23日 14時) (レス) id: 97d80eb079 (このIDを非表示/違反報告)
やわもち(プロフ) - omamemamemame11さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)沢山更新できるように頑張りますので良かったら見続けてください！ (2020年3月22日 11時) (レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
omamemamemame11(プロフ) - 投稿楽しみにしてます！ (2020年3月20日 2時) (レス) id: a0f0a55bd1 (このIDを非表示/違反報告)
やわもち(プロフ) - ゆかさん» ゆかさんコメントありがとうございます(;_;)これからもキュンキュンして貰えるように頑張ります！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やわもち | 作成日時：2020年2月29日 1時
