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練馬明里side


髪、肌、瞳、指先...
どこをとってもとても綺麗。

可愛い子も美人な子も見慣れてるのに彼女はどこか違う気がした。

「私、職員室にノート運ぶから日誌お願いしてもいいかな?」

重いはずなのに嫌な仕事を押し付けたりしないし、見た目だけじゃなくて中身もいい子なのかもしれない。

筋トレでもしてるのか、以前見た時よりシュッとしていて、私ももう1つの体でジムに通ってるから親近感が湧いてくる。

学校なんてどうだっていい。
長谷川蛍介の監視も面倒くさいと思ってたけど、彼女と少しでも接点を持てたから良かったのかもしれない。

「A〜!私も一緒に持っていくよ!」

「ありがとう、美怜」

いつも一緒にいるあの子以外の子とは距離を取ってるみたいで、目立ちたくない私にとってその距離感は嬉しいはずなのに、なんとか仲良くなれないかなと考えてしまう。

今までの私だったら絶対考えなかったことね。


....もう1つの体でだったら仲良くなれるかな。


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作者名:aimani | 作成日時:2023年2月19日 22時

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