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言い訳はありません、ずっとゲームしてました。
外主義は読んでないけど妄想はやめてません。
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「バスコくん、お誕生日おめでとう」

「ありがとう。俺は幸せ者だ」

ただの同級生からの言葉にも嬉しそうに笑うバスコくん。

こんなに寒いのに、外での誕生日パーティーを止められないのも納得してしまう。

岡本くんたちが止められないのに、モブの私が止められる訳がないって最初から諦めてたけど、長谷川くんのためにおしゃれしてきた寒そうな美怜を見てみぬフリなんてできない。

「美怜、これ使って」

渡したのは今さっきまで着ていたアウター。

「え、ありがとうっ!Aは寒くないの?」

「結構着込んできちゃったから少し暑いくらいだよ」

だから気にしないでと。

誕生日会が外で行われるなんて知らないテイだったから、防寒対策は美怜の分しか準備できなくて、他のみんなには予定通り我慢してもらうしかなかった。


それからケーキを食べたりプレゼントを渡したり、人数合わせゲームで美怜がルールを無視して長谷川くんと私から離れなかったり、寒いけど楽しい時間が流れた。

「翔瑠。いつも感謝している。仲良くしてくれて....」

バスコくんと岡本くんの仲の良い会話を聞きながら、そろそろ北原くんがいたずらを仕掛ける頃だな、なんて考える。

「....2人っていつから一緒なの?保育園?」

別に川に飛び込まなくても話の流れは変わらないだろうから、さりげなく止めてもいいかな。

「いや、翔瑠と出会ったのは小学生の頃からで保育園は別のところだった。俺は、」

ヒーローマンを北原くんから見えない位置に遠ざけようとした時、なんとなく耳に入った会話に手が止まった。

「「....え」」

バスコくんが通ってた保育園の名前に思わず声が漏れる。

私と、美怜の声。

そういえば美怜にはちらっと言ったことあったな。

「え、Aもその保育園だったよね?」

美怜の言葉に私とバスコくん以外から驚きの声が上がった。


え、私、バスコくんと同じ保育園に通ってたの...?


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作者名:aimani | 作成日時:2023年2月19日 22時

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