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「じゃあ」
ニコっとお姉さんが笑って、手を振ってくれた
私も振り返そうと手をあげようとすると、ふと目に入ったソレ。
手を振ってる左手の薬指についてる光る指輪。
章大くんの左手にも同じのがついていた。
誤解を解いたって、章大くんは戻ってきてくれないことは明確だ
やっぱり、付き合うために、、
いや、結婚するために私と別れたんだ。
もしかしたら、私と付き合ってた時にもうお姉さんとも付き合ってたのかもしれない。
あんな優しさの塊みたいな人がが二股なんてする訳ないってわかっているのに、そんな最低なことが頭によぎった
やっぱり、私は章大くんには不釣り合いだ。
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作者名：アイスクリーム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2019年8月18日 12時
