錦戸くんに焼きそばパンあげたら好かれました。 (ページ11)

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「ごめん昨日受けられなかった分の小テストあってさ、先帰ってて」

『了解！テスト頑張って』

あゆとわかれて1人でとぼとぼ歩いてると、後ろから

「Aさん！」
少しハスキーな声に呼ばれる
ドキドキしながら振り返ると、ニコッと笑ってる錦戸くん

かっこいい、、、、って思ったのもつかの間周りに誰かいないキョロキョロ周りを見渡す

実際はそんな漫画みたいなことされる話なんてないんだろうけど、あゆがあんな話するもんだからビクビクしちゃう

「どうしたん？」

『あ、ううんなんでもない』

「そっか
帰ろうと思ってたらAさん見えたから走ってきちゃってんごめん嫌やった？」

『全然嫌じゃないよ！』

ほんま〜？なんて眉を下げて笑う錦戸くん
あなたと帰れて嬉しくない人なんていないよ、、

「この後って用事なんかあったりする？」

『ううん特にないけど…』

「良かったら寄り道せーへん？おすすめのカフェあんねんけど一緒に行かへん？」

あゆに言われた話が一瞬頭によぎったけど、錦戸くんのうるうるおめめを見てたら消え去った

『私でよければ、！』