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三番目 ページ5

光)源光だ!!!!冥土の土産に覚えときやがれ!!!!

花子くん)へー

寧々)…

寧々)知り合い?花子くんのこと見えてるみたいだし…

花子くん)直接の面識は2人ともないけど…

花子くん)あの少年と少女は源家と夜月家の人間だね。俺が見えるのもそのせいだ。

寧々)源家と…夜月家…?

花子くん)昔々のお話さ。

今より遥かに夜の闇が濃かった時代。
当時、俺たち怪異は妖怪と呼ばれ、今よりずっと強い力を持っていた。

中でも、神に勝ると恐れられていたのが、
“日本三大悪妖怪“
と並び称された三体。

その一角、大江山の悪鬼、酒呑童子を打ち倒したのが___

稀代の払い手、源頼光。

花子くん)そこの少年はそのご先祖様だ。

花子くん)んで、あっちが夜月家のご先祖様。源家とはあんま深い関わりはなかったんけどね。すっごい強いんだよ。夜月家は。

ヒカリ)夜月家のことは…あんま言わないで…

_言いたくない。あんなこと。

花子くん)あ、ごめんね。口止めされてるんだった。

花子くん)まっ、そこの少年から用をどーぞ。

光)まぁお前の言うとうりだな。随分と詳しいじゃねーか…

光)ご先祖様が後の世のため残した強力な対魔具の数々、それらを受け継ぎ、テメーみてぇなタチの悪ぃ怪異共から人々を守る。それが源家に生まれた男子の役目!

光)つーわけで、俺はお前を払う!!

光)覚悟しやがれ花子!!

ヒカリ)光!!





つづく

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作者名:どーなつ? | 作成日時:2021年2月14日 1時

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