吸血鬼だらけのボーダーに来てしまった人間の美少女ワールドトリガー - パスワード認証

父「ロイ、お前も今年で16歳。わかっているな。」

私の家計妙印字家はトリオン能力が高く副作用持ちの家計。

吸血鬼の格好の餌だ。吸血鬼はトリオンが高い血程好んで飲む。

しかも私はその中でも貴重な希血(まれち)という血の持ち主だった。

そして希血以外にも１つ珍しい血がある。

果血(くだち)果実のように甘い血、一度飲めば癖になる血、希血は最高品質の味、

メインディッシュとデザート

吸血鬼が狙わないわけがない。

私の家系では女が16歳になったら吸血鬼の居る所に行くことになっている。

普通の人間は吸血鬼に襲われたらおしまいだ。

血を飲んだら吸血鬼になる

だからトリオン能力が高い家系はわざとそう言う所に送って能力を向上させる。

私達バンパイアハンターはこうして鍛えられている。

この事を通称バンパイアプロジェクトという

これが妙印字家の宿命

母ももういない。

明日私は三門市と言われる吸血鬼が沢山住み着いてる所に、吸血鬼に守られているそうだ

『…いつまで持つかな…』

私は窓の枠に座り、満月に照らされた。

私の白髪は柔らかくきらめき、赤い目は淡く光った。