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わたしの恋愛事情 ページ2

「ちょっと、あんたまた別れたんだって?」

親友ユイの声で、眠気が一気に引いた。
ここは昼下がりのオフィス。

「え?あぅ…まあ(^_^;)」

「今度は何?」

「だって…」

「だって何よ、早く言って!」

「笑い声が…なんか嫌なんだもん」

「うん、それから?」

「え?それからって…えっと…それだけ……で…」

「ハァ?何それ!
じゃああんた、SUJUのシウォンばりのイケメンの営業くんと、
笑い声が気に入らないってだけで別れちゃったの⁈たった一週間で?!」

「…」

そう、わたしの恋愛は長続きしない。
あんたの恋は、夕立みたいだねって、ユイがいつも嘆く。

「はぁ…あんたの辞書に妥協って言葉はないの?
この前の商社マンはご飯の食べ方が汚い、
その前のデザイナーは歌がヘタ、って。
あと、誰だ?ダンスがヘタだとかって、たった3日で別れたのもいたな」

返す言葉もない。

「め、面目ない」

「いったいどこにあんたが気に入る男がいるのかねぇ。
そんな事だからもうすぐ29にもなろうというのにいまだバーj
「うわー!ちょっと!」

わたしはあわててユイの口をふさぐ。
幸い周りにはまだ誰もいなかった。

「ヤー!それ今度言ったらブッ殺すよ!?」

「ごめんごめん、つい出ちゃって」

ったくぅ、ついじゃないよついじゃ。それに日本じゃまだ27なんだってば。

「でもさぁ、あんたこのままじゃホント、笑い話にもならないよ?
いい加減夢みたいな事考えてないで、現実見なよ。でなきゃ、一生独身だよ?」

「だよね…だけどさ、ド…」

「何?」

そこまで出かかった言葉を飲み込む。

しまった、と思った時には時すでに遅し…

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さくらこ(プロフ) - ふるふるさん» ふっるんちゃん、ようこそ〜♪コメントありがとうございます!!続きもよろしくお願いします! (2013年3月31日 22時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆなさん、初コメありがとうございます!すごく嬉しいです(≧∇≦)脳内で変換して楽しんでいただけると嬉しいです! (2013年2月20日 21時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi*ku | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/  
作成日時:2013年2月11日 1時

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