医務室 ページ42
me side
軍に帰れば、今度はバタバタと忙しさに拍車がかかっていた。
自室に帰った私は、シャワー浴びて、予備の戦闘服を身にまとい、紅茶をすすった。
『ふぅ……』
やっぱ、男性と比べて体力もないし、体格的にも戦闘は苦手だ…
こればかりは、どれだけ努力しようと難題なのは変わりない。
私が男だったら…あの人と離れることもなかったのだろうか。
紅茶を飲み干し、小さな反省会を終わらせた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
kn side
鼻をつく独特の臭いと複数の気配に目を開く。
無機質な機械音に、少々騒がしい周囲。
包帯を巻かれ、少し固い体にみじろいだ。
syp「…！コネシマさん起きました！」
si「待って、今いく。」
ショッピ君とぺ神の声がする。
ぼんやりとした視界は、ゆっくりとクリアになっていく。
si「おはよう、シッマ。喋れる？」
kn「…あ…ぁ、ゆっくり、なら…」
syp「俺、みなさんに報告してきます。」
si「よろしく。あとは任せて。」
ペ神が、俺の体を診ているのを横目に、俺は記憶を辿った。
kn「…副隊長は…」
si「シッマのおかげで元気いっぱい。今は寝かせてる。
ここに来たとき物凄いパニックだったから。
シッマのこと、彼が背負って来てくれたんだよ。
自分のせいで、って責めてたし、お見舞いに来たときはちゃんとお礼しなよ。」
kn「わかっとるわ…」
si「え〜？心無いシマが？w」
kn「うっせ…w」
そうかぁ…副隊長が助けてくれたんか…
部下に助けられるとか…俺もまだまだやな…
si「うん。異常はないね。
結構ざっくりいってるけど、応急処置のおかげでそこまで残酷じゃない。
１ヶ月…いや、3ヶ月くらいは絶対安静ね。」
kn「ほーい。」
si「なんかあったら誰かに頼りな。」
ぺ神にインカムをもらい、つける。
右腕は管やらなんやらで使えないから左側に。
kn「はぁ……」
まだ体がだるい。
もう一度眠ろう。
目を瞑れば、すぐに周りの音は聞こえなくなった。
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炉兎 - くっそ、目次のドヤ顔が、まだ読んでもないのにムカつく…（訳：今から読ませていただきます！めっちゃ楽しみです。） (2021年1月16日 13時) (
レス) id: 238e6ce346 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - めっちゃ…えぇ？hit数すご…ありがとうございます！ (2019年12月24日 10時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» うおぉぉぉ、ありがとうございます！嬉しいので1話更新しまs(((ﾁｮﾛｽｷﾞｨ (2019年11月26日 14時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
だめ女(プロフ) - イデア(作者)さん» いえいえ！ これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2019年11月26日 9時) (レス) id: f83ae998d1 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» これでまた僕の小説のクオリティが上がりました笑 ありがとうございます！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年9月2日 20時
