出会い ページ5
me side
軽い足取りでターゲットを探す。
今回のターゲットとは、国の上層部。
国王を始め、総統、書記長、外務官。
この四人だ。
『どこかなぁ〜……』
廊下を小走りしていると、前方から兵士がやって来た。
ん？伝達係かなんかか？？
いや、伝令係は腕にバンダナをつけているはずだ…
それに、なんというかオーラがある。
ただのしがない一般兵にしては、結構な違和感だ。
……まぁ、いいか。依頼に集中しよう。
＿…その兵士とすれ違ったとき、目があった気がした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
???side
Ω国が宣戦布告されたと聞いて、やってきた。
元々俺たちが狙っていた国で、そろそろ仕掛けようと目論んでいたところ、先を越されたわけだ。
なぜ、ここを狙っていたか。
それは、ある噂でΩ国が科学兵器の研究をしていると耳にしたからだ。
もしそれが本当なら、奪わなければ(使命感)
てことで、結構綿密に作戦を練っていたんやけど…宣戦布告と。
で、絶賛俺は、「宣戦布告された今、潜入しても気づかないんじゃね？説」
を検証中。
「ほんまだるいわ…いきなり過ぎるやろ…」
ここの兵士の服を着て、城を走る。
てか、案外バレねえ。勝ちましたわ。((
そんなことを考えながら、廊下を走っていると、遠目に金髪が見えた。
誰やろ。
服を見るに、尚書か…
スルーでええな。
すれ違いざま、そいつと目があった。
「………ぇ」
ほんの一瞬だった。
メガネの奥に光るエメラルドグリーン。
思わず立ち止まる。
綺麗……
不意にそう思った。
胸に手を当てれば、いつもより鼓動が早く、それに気づいた瞬間、顔に熱が集まる。
え、へ？…どうしてもうたんや、俺…
＜…おい！どしたん？何かあったか？＞
「ぁ、ああ、悪い。何でもないで。」
顔を横にふり、息を吐く。
今、大事な任務中やで！しっかりせんと…
そうして俺はまた走り出した。
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炉兎 - くっそ、目次のドヤ顔が、まだ読んでもないのにムカつく…（訳：今から読ませていただきます！めっちゃ楽しみです。） (2021年1月16日 13時) (
レス) id: 238e6ce346 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - めっちゃ…えぇ？hit数すご…ありがとうございます！ (2019年12月24日 10時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» うおぉぉぉ、ありがとうございます！嬉しいので1話更新しまs(((ﾁｮﾛｽｷﾞｨ (2019年11月26日 14時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
だめ女(プロフ) - イデア(作者)さん» いえいえ！ これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2019年11月26日 9時) (レス) id: f83ae998d1 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» これでまた僕の小説のクオリティが上がりました笑 ありがとうございます！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年9月2日 20時
