Chapter3-「ノット・ファウンデーション」��（終） ページ30
【研究室】
ビビ「はっ」
ドット「ビビちゃん。もう目覚めたの！」
ビビ「…」
ドット「ゆっくりしてていいよ？エリィなんてぐっすりだしさ」
ビビ「はい…」
ビビ「ふふっ」
カマツ「ふぅ、酷い目に合わされたわ！とんだ時間の無駄遣いだわ」
ドット「それはお互い様でしょう」
シィタ「へぇ、面白いデータがとれた」
ドット「え？」
シィタ「I-G空間、かなり言語機能を認知できてきてるや」
ドット「マジか!!けがの功名だな!!」
めぐり「あの…」
めぐり「…先生、もうおいとました方が…」
カマツ「そうね」
カマツ「この度は突然の訪問、ご迷惑をおかけしました。私どもは次の予定もあるので失礼します」
ドット「はい、そうですか。…正門まで案内」
カマツ「結構です」
ドット「…研究室のトラブルに巻き込んでしまったのは、申し訳ありませんでした」
カマツ「…」
ドット「本当に故意じゃありません。不安定がつきまとう研究なんで。と言えば、おれ達がうだつが上がらないのもお分かりいただけるでしょう」
カマツ「ええ、ほ･ん･と･う･に、そうね」
ドット「…!!」
ドット「けど!!あなた達もおれ達を詮索した。かなり勝手に。」
ドット「追及はしません。だから…それでおあいこにしましょうよ…」
カマツ「ええ、そうね」
カマツ「…それでは」
ビビ「…」
ビビ「めぐりさん…」
ビビ「ときわ…またいきます…！」
めぐり「ビビちゃん…」
カマツ「めぐり」
めぐりが振り向く際、ビビは彼女の唇が動くのを見た。
あ、い、あ、お…そのような唇の動かし方であろうことは見当が付いたが、何を言いたかったのかは検討が付かなかった。
カマツらの姿が廊下から見えなくなったところで、ドットは叫んだ。
ドット「ばーーーーか！！！！！！！！」
ドット「けど研究進めるきっかけになってくれてありがとーー！！！！！！」
ドット「いやでも…」
ドット「ばーーーーーーーーーーーか！！！！！！！！！！！！」
エリィ「おにぃうるさい」
ドット「お！よかった無事かー！」
エリィ「今日もまた…部屋、ひどかったねー。ほんとびっくりした」
ドット「ま、経緯は色々話すから！」
エリィ「うん…あビビ！もう大丈夫だったんだ！」
ビビ「うん！エリィち…エリィ」
エリィ「よしっ…戻ってきた記念に…」
ビビ「た、」
ビビ・エリィ「「ターッチ！」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カマツ「聞こえてるんだけど…」
めぐり「ぷっ、ふ、ふふふっ」
Chapter3「ノット・ファウンデーション」 終わり
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kakuse - to:1-3 門外漢へ説明できない不通さは開発者あるあるですね、なんでリアルなんだ……。無機材って金属やセラミックでしたっけ、ここからスケート装備につながってく予感。ティータイムを裂く黒シルエット！ いつもいいとこで終わりますよね。 (7月23日 23時) (
レス) @page5 id: 81da8a903e (このIDを非表示/違反報告)
kakuse - to:1-2 マンガ表現もお手の物……！ 洋画なRingRing....が新鮮、そして妄想内ビビがお花畑かわいい。しかしアイドル狙いはキャラ紹介見る限りだと少し意外でした、いつか活かされるのかなこの設定。無色な夏休み差し込んだバイトの電話には喜興期待。すぐ読みます。 (7月23日 23時) (レス) @page4 id: 81da8a903e (このIDを非表示/違反報告)
kakuse - to:1-1 エラー→ホームルームの順番がいいですね。逆よりずっとスムーズ、これって話の流れをデザインとして捉えられる人の所業と思います。そして各シーンに絵がついてるの嬉しい！ モニター風にgifらせたり後席少年がビビの無音を引き立ててたり、いちいち喜興します (7月6日 21時) (レス) @page3 id: 81da8a903e (このIDを非表示/違反報告)
kakuse - to:キャラ紹介 [○○のすがた]好きですｗどのキャラも手に性格が出ていてキャッチしやすく、オーラ（？）の色も強すぎず見やすいです。兄妹で類似カラーなのもいいですね、ニド○ン♂♀。 (7月4日 21時) (レス) @page2 id: 81da8a903e (このIDを非表示/違反報告)
kakuse - 毎日読みます！ (7月4日 20時) (レス) @page1 id: 81da8a903e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナオ | 作成日時：2022年7月9日 4時
