【277】 ページ20
『わからん』
神林「わからねぇって」
『20になってから酒を嗜むようになったし、吞んできた奴等は先に潰れたり、そこまで時間かけて吞まなかったし』
神林「…ついでに聞くが、依織とは飲んだのか？」
『飲んで先にあっちがつぶれた』
元バディであるから気になったらしいが、神妙な顔を浮かべている。
2人ともキャバクラで働いているし、依織さんに関しては先代とも飲んでいたりしたからそこそこ酒には強かったらしい……潰れたけど。
西門「お酒は飲みすぎても駄目だからね。自分がどこまで飲めるのか限界は知っておいた方が安全だよ」
『うーん、そうは言っても……この店の酒を空にしそうになった時点で限界があるのか、ないのか』
西門「流石に人間だから摂取量を超えれば限界はあるよ」
多分、と苦笑しながら語る西門さん。果たして真意はどうなのだろうか。
すると、隣にいた神林さんがニヤリとした顔で「試してみるか？」と聞いてきた。
『試すって？』
神林「今日はどーせ客も来ねぇだろうし、出す分の酒も余ってんだし。ここで飲み明かしたっていいだろ」
『……………あの、もしかして』
西門「うん、ただ飲み勝負がしたいだけだよ」
あ、やっぱりそうなのか。
『いいですけど……うーん』
神林「何だよ、自信ねーのか？」
『いや、流石に酒場のマスターを潰したら申し訳ないというか』
神林「テッメェ……上等だ」
別に煽ったつもりはないのだが、何故かキレてしまった。
ガバッと立ち上がると、棚においてある酒とグラス2つをカウンターに置く。
神林「酔いつぶしてもしらねーからな」
『はぁ……』
西門「……やれやれ」
マジになってしまったマスターと、飲み勝負が始まった。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 評価１回しか押せないのにそんな何度も・・！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年12月2日 23時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - こんわ！毎日見てます！あのポケカラとゆうアプリなんですけど、、歌わなくっていいので！そのメッセージでなりきりしませんか？私のは「栗花落アリス」って書けばでます！オーバーでしたらいらないやつを消してください (2021年12月2日 21時) (レス) id: 8f9b2ed954 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 何回も何回も評価押しちゃう...。更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年11月29日 23時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - ゆいゆいさん» 折角お誘い頂けたのに、すいませんでした！ありがとうございます (2021年11月25日 14時) (レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - テルミヤコウジさん» 別にいいですよ！これからも読み続けるので頑張ってください！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: 9bf949a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年11月21日 21時
