検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:56,232 hit

【133】 ページ6

神林「おい、逃がしていいのかよ」
『どうせ捕まるよ……はぁ』
西門「大丈夫かい?」



疲れたように息を吐いているAに駆け寄る四季と西門。
そんな2人に対し、手をヒラヒラと振り、『大丈夫だ』と伝える。



神林「そりゃあんだけ飲んだら酔うだろ」
『いや、酔いはしてない』
神林「何でだよ!おかしいだろ、お前の身体!」
『酔いはしてないんだけど…………一口のダメージが』



そう言いながらリュウが2杯目に作ったであろうカクテルを見る。
そのダメージを知っている大人2人も微妙な顔をしていた。


『何いれたらこの味になるんだよ』
リュウ「えっとねー、マシマシニンニクとぉ、ココアと、カラカラ唐辛子と〜…」
『いやもういい』


聞きたくない、と耳をふさぐA。そんなAが面白いのか、「聞いてよ聞いてよ」とすり寄ってくる。


 
『だーっ、寄ってくんな。猫かお前は』
リュウ「ニャ〜またたびちょーだいニャ♪」


頭を掴み、自分から遠ざけようとするが「ニャニャ〜」と鳴きながら距離を詰めてくる
そんなリュウに「いい加減にしろ」と言い、襟首をつかみ上げた。



『悪い。また迷惑かけた』

西門「いや、店にも四季たちにもそんな被害はなかったし……君も傷は大丈夫なのかい?」

『人の心配し過ぎだろ。一歩間違えればお宅の子供らボコられてたぞ。私だって逃げてたかもしれないのに、ブチ切れられたっておかしくはないでしょ』

西門「君は見捨てないだろう?」



さも当然のように言う西門の顔を暫く凝視したが、『もういい』とうなだれる。

【134】→←【132】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
設定タグ:パラライ , ParadoxLive
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです! (2021年10月20日 16時) (レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます!拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります! (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ!オリジナル要素たくさんで逆に面白いです!毎回わくわくしながらみてますよ!なので問題なしです!! (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます!でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです! (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年9月14日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。