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Candyにいた時、玲央しか名前で呼ぶこと許可されてなかったからなんだけど…あの部屋で紹介されて以来、実際彼らとは殆ど会わなかったし。
『いや、前に紹介してもらった時、彼しか名前で呼ぶこと言われなかったから…てっきり嫌なのかなって』
北斎「ううん。嫌じゃない…紗月も、寂しそう」
紗月「さ、寂しくねぇよ！ただ、なんか玲央だけってのが癪なだけで…」
玲央「へぇ〜照れてる、本物のお猿みたいに赤くなっちゃって〜」
紗月「テ、テメェ！『声』…っ……うっせーよ」
ショボン顔する柾木とそっぽ向く伊藤。まぁ、3人の内1人だけ名前呼びされてたら、ちょっと残り2人が可哀想な気もする。
『…そんじゃ、紗月と私があっち側の猫調べるから、北斎と玲央はそっちの猫たち調べてくれる？』
北斎「うん」
玲央「はーい」
誰かが餌をあげているのか、中心になってその餌を食べている猫たち。
何組かに輪が出来ているので、1組ずつ調べていく。小さい猫だったから埋もれている可能性も否めないし。
『はいはい、ごはん中に失礼』
紗月「うぉ！？ちょ、と、とらねぇって…」
餌をとられると思って反撃してくる子もいるが、比較的におとなしい子の方が多いのか、攻撃はあまりされなかった。
路地にたまっていた猫たちを見ていくが…生憎目的のシロは見つからない。
『うーん、あっちの通りに行ったのかな。ここら辺、猫多いし』
紗月「でも、餌やったばっかだから腹減ってねぇと思うんだけどなぁ」
『どっかで日向ぼっこしてるとか？』
紗月「あり得るけど…ここ日陰だぜ？」
『ちょっと屋根の上みてくるから、玲央たちと合流してて』
紗月「おー……て、屋根の上！？」
紗月の驚く声が聞こえたが、その間に壁を蹴り、堀を伝って屋根の上に乗りあがった。
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らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです！ (2021年10月20日 16時) (
レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります！ (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ！オリジナル要素たくさんで逆に面白いです！毎回わくわくしながらみてますよ！なので問題なしです！！ (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます！でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです！ (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年9月14日 20時
