【185】 ページ26
その時、トントンっというノックの後に扉が開かれる。
こんなゆっくりと扉を開くのは今まで見てきたところ、四季を除いたら１人だけだ。
西門「やぁ、朝出た時より調子がよさそうだね」
人の良い笑みを浮かべて近づいてくるのは予想通り、西門さんだった。
神林匋平は足で蹴り開けるし、棗リュウに関しては扉壊れるんじゃないかって位の音を出すからな。
西門「おや、チンチラ君も戻っているね。今は絶賛入浴中か」
『飛び散った砂は、私が掃除するよ。さすがに』
西門「もう動いても大丈夫なのかい？」
『程々には…。無理をしなかったり、衝撃をあまり当てなきゃだけど』
西門「そうか。昼間はリュウがすまなかったね、何でもタックルされたんだろう？」
『あれを毎回されているかと思うとゾッとするよ』
西門「まぁ、奇想天外な子だけど、優しい子なんだよ」
『…まぁ、悪い感じはしない』
しないんだけど、なんかちょっと不気味で変なんだよな。
あの性格が変だから不気味と感じるのか………なんというか、あの瞳に見られていると、心の奥底まで除かれる感じがして一瞬ぞっとする。気にし過ぎなのかな。
西門「今日は店を開ける予定だけど、私たちが表に出ている間に何かあったらすぐ呼んでもいいよ。これ私の連絡先、スマホは返してあるよね？」
『まぁ、今日はほぼ安定しているし、多分何も無いだろうけど…ありがたく貰っておくよ』
棗リュウの突進で傷口に影響ある可能性もあるからな。
西門さんの手から連絡先が書かれたメモを貰う。後でスマホに登録しておこう。
そういえば、今店を開けると言っていたけど……裏の方はどうだろうか。
それが顔に出ていたのか、「今日はそこまで騒がしくなかったよ」と言ってくれた。
西門「昨日に関しては、随分と荒くれ者がいたから店を閉めたが…場所を変えたのか、騒ぎはなかったね」
『そうですか……。じゃあ事務所の方に行った可能性があるかな』
西門「萬屋の事務所かい？それは、大丈夫なのかな？」
『鍵はしてあるし、荒されて困るものはないけど……まぁ、一応知り合いに見に行かせるから大丈夫です』
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» せ、宣伝下さりありがとうございます！お友達BAE推しなんですね！もしこちらに赴く機会があればぜひとも仲良くしたいです！（笑） (2021年9月13日 19時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - アレン推しなんですね！私の友達にもBAE推しの子がいて仲良くなれそうですねwwwもちろんその子にもこの小説おすすめしましたよ！ (2021年9月13日 16時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 椿さん、出したかったんです！情報全然ないからキャラクターつかめてるか分からないですけど…。コズメズ好きなんですね！私はアレン推しです！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 椿さんがでてくるとは....。椿さん結構好きなので嬉しいです！でも推しは那由汰＆珂波汰ですw (2021年9月10日 21時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» らむね様！本当に何度もコメント下さりありがとうございます。夢主さんのイメージを気に入ってくださり、光栄です！今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いします！ (2021年9月5日 20時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年8月17日 23時
