【152】 ページ41
瞬間、ズキリとした鋭い痛みが腹から全身に伝わる。
『っぅ……』
四季「っ！Aさん！」
『だ、大丈夫…いい』
西門「今無理に体を動かしては駄目だ」
蹲った私に駆け寄る四季と西門さん。そっと、元の体勢に戻らせられた。
『……っ、しかし……よく傷の手当てが出来たな。こんなに処置もして……教授やめても医者になれるんじゃないか』
西門「あぁ、いや。止血をしたのは私だが、治療をしたのは医者なんだよ」
『医者？……だけど、私は』
神林「何心配してるかはしらねーが」
今まで黙っていた神林匋平が煙草を吹かせながら、私に近づいた。
神林「呼んだのは俺の知り合いの医者だ。お前が心配してるのは、表側の医者が自分なんかみねぇって事だろ」
『………あぁ、そっち側を呼んでくれたのか。なら、手間をかけた』
神林「ま、俺としても気になる所だったからな。お前と知り合いみてぇだったぞ」
『は？知り合い？……………まさか、そいつ』
内容を言おうとした途端、ドバーンッと扉が開いた。
そして、部屋に入ってくる奴をみてゲッと顔を歪めてしまったのは生理的なものなので仕方がない。
？「ほーんとよねぇ。久々に匋平ちゃんからお誘いって思ったら……まーた、どっかのハリネズミちゃんが怪我して〜」
『…………よりによって、お前かよ…実里』
神林匋平が言う通り、裏の世界では有名な医者…………そして、オカマだ。
神林「やっぱ知り合いかよ」
『…知り合いでいたくはないんだけど』
実里「失礼しちゃうわね！」
『いだっ！？』
ズカズカと近づき、バシッと頭を叩かれた。
細い見た目をするわりに、腕の筋肉はそこそこある。
コイツ、自分が体格分かって叩いてるのか？
＿＿＿＿
(オリキャラ)
・
年齢：40
職業：医者(裏と表どちらも)
神林匋平・翠石依織、そしてAと旧知の仲。
辰宮晴臣とも接点がある。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 展開怒涛過ぎますよね。CD内以外のストーリーはほぼ妄想なので、楽しんでいただければ幸いです！ｋろえからも頑張ります (2021年8月16日 0時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - どんどんすごい展開になってきてますね！応援してます！ (2021年8月15日 22時) (レス) id: be5ec27fa6 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！ほとんどがオリジナル展開ですが、今後とも頑張って続けていくので応援よろしくお願いします！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 一気読みさせてもらいました！めちゃくちゃ面白かったです！更新頑張ってください！！！ (2021年8月8日 6時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！パラライを知っている方、好きな方が中々いらっしゃらないので、そのようなコメントは嬉しいです！夜叉様との絡みもしたいです！今後ドラマCDの展開が読めないので、追々と考えておりますが、ご期待下さい！ (2021年7月27日 0時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年7月25日 19時
