【143】＿＿The Cat’s Whiskers SIDE ページ32
__1st Battleから2日後の夜。
西門「…1st battleの結果は、BAEが勝利か」
神林「次がいつかは知らされてねぇが、相手は悪漢奴等だな。気ィ引き締めねぇと」
西門「そうだね。私たちは、負けるわけにはいかないから」
ステージバトルの結果を確認し、2人は互いにそういう。
すると、奥の方からドタドタとした足音がbar内に響く。その足音を聞いてハァーっと、深い溜息を吐く神林。
神林「リュウ！！ドタドタ走るなって何度いったらわかんだよ！！！」
リュウ「アイアイサー！リュウクンの俊足はたとえ強面怪人マスターとあれど、とめられないのだ〜！」
神林「誰が強面怪人だ！！テメェっ、この！！」
西門「…匋平も、ドタドタと走り回っているよ」
リュウを追いかける神林にさりげなくツッコミを入れる西門。そんな西門に恐る恐ると近づいた四季は、領収書を渡す。
四季「オーナー、これ。この間のグラス代の領収書です」
西門「ありがとう、四季。助かったよ」
四季「い、いえ…」
西門に褒められ、照れくさそうにする四季。
そんな四季に目を細めつつ、リュウを捕まえた匋平に「暴れるのはその辺にしてね」と忠告を告げる。
神林「ったく……リュウ。もう掃除はいいから、店の看板締まってこい」
リュウ「アイアイサー！！」
元気よく返事をしたリュウは外へ走り出した。
またまた深い溜息を吐き、今度は四季の方に顔を向ける。
神林「四季、悪ぃが、ゴミを出してきてくれねぇか。裏の所においてあっから」
四季「あ、わ、分かりました」
神林に言われ、店の裏へ歩き出す。
廊下を出て。一番奥の扉の前に置かれていたゴミ袋を手に、外へ。
Bar裏の細い路地を抜け、近くにあるゴミ捨て場にそのゴミを捨てる。
四季の細い腕では少々重たい荷物だったので、軽くなった腕にフゥと息を吐き、戻ろうとした時……ゴミ捨て場の何かに躓いた。
四季「っ！？わっ、ととっ…」
空き缶でもふんじゃったかな、と思いながら躓いたであろうものを見下ろす。
そして、「ヒッ」という悲鳴と共に目を見開き、たじろいだ。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 展開怒涛過ぎますよね。CD内以外のストーリーはほぼ妄想なので、楽しんでいただければ幸いです！ｋろえからも頑張ります (2021年8月16日 0時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - どんどんすごい展開になってきてますね！応援してます！ (2021年8月15日 22時) (レス) id: be5ec27fa6 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！ほとんどがオリジナル展開ですが、今後とも頑張って続けていくので応援よろしくお願いします！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 一気読みさせてもらいました！めちゃくちゃ面白かったです！更新頑張ってください！！！ (2021年8月8日 6時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！パラライを知っている方、好きな方が中々いらっしゃらないので、そのようなコメントは嬉しいです！夜叉様との絡みもしたいです！今後ドラマCDの展開が読めないので、追々と考えておりますが、ご期待下さい！ (2021年7月27日 0時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年7月25日 19時
