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ASIDE




夏準(名前で呼ばないと永遠と見つめられるので渋々)と共に作った料理を4人で食べた後、食後にコーヒーを飲んでいた。

私、快適に過ごし過ぎないか?



ふと、テレビをつけているとCMでParadoxLiveのことが報道される。
今日を数えるともう1週間きっている、STAGE BATLLEはいよいよ目の前だ。


チラリとほか3人に目を向けると、それぞれの面持ちでCMを眺めていた。
コイツ等とcozmezか。初戦から荒れるな。

カップを机に置き、立ち上がる。



『もう帰るよ、ご馳走様』
アレン「え、もう帰るのか!?」
『さっきも聞いたぞ、その台詞。リックが待ってんだ、戻る』
アン「リック?」
『チンチラ』



午前中からずっと事務所に置きっぱなしだ。
餌はおいてあるし、勝手に食べているとは思うけど……今日全然遊んでなかったから多分ふてくされてる。そろそろ帰ってあげないと可哀想だ。



夏準「午前中から放置していて大丈夫なんですか?」

『腹減ったら勝手に食べるように躾はしてる。けど、放置されて機嫌悪くなると色々齧り出すんだ』

アン「うわっ、気のひき方可愛いけど凄い迷惑」

『元々野生だからな』


この間はソファとカーテン齧ってたし…。また変なもの齧って無きゃいいけど食品関連は届かない所や、鍵つけてる場所にあるから大丈夫だが…心配だ。



『それじゃあ、邪魔したな』




可愛いが困った相棒の事を考えつつ、BAE宅を出た。





__……






外に出ると既に空の色は暗い。時計を確認すると18時を回っていたから当然か。
速い所帰ろう…いや、おやつを買って帰った方がいいか?


バイクに乗ってきてないが、乗り物に乗るのは死ぬほど嫌なので歩いて帰ろう。
すると、後ろから「おーい」と声が聴こえてきた。


振り返ると、ノートを片手にした朱雀野が私を追いかけていた。

【120】__アレンSIDE→←【118】__夏準SIDE



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テルミヤコウジ(プロフ) - KARAKARA666_さん» ありがとうございます!これからも更新続けていきますので、よろしくお願いします! (2022年1月9日 9時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
KARAKARA666_(プロフ) - 素敵な作品を作ってくださりありがとうございます。これからも楽しみにしています (2022年1月8日 2時) (レス) id: c4cee0671b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年7月17日 23時

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