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少しづつ今まで見ていた夢の内容を言うと彼はとても優しく抱きしめてくれた。
「今まで怖かったな…安心し？俺も皆もそんな事思っとらんで」
『…うん』
「そや。今日俺と一緒に寝ぇへん？」
『は…？』
「そしたら悪夢なんて見ぃひんよ、俺がまた守ったる」
『…ならおじゃまさせてもらう』
チーノは二カッと笑い「よーし！」と元気に声を出すと抱きしめていた体を離して今度は私の体を横抱きにしはじめる。
『ちょちょちょまっ！？』
「不安全部取り除くために皆のとこ行こか！」
『この状態で！？』
「だってまだふらふらしとったやん」
『そうなった原因はチーノでしょ！』
チーノは笑いながらお構い無しにそのまま移動しはじめたため、とりあえずまた落ちないように彼に引っ付く。
「皆Aの事大好きやから、きっと嫌ってほど伝えてくれるで。だからそんな悪夢とは今日でおさらばや」
『…うん、うん。そしたら、私も皆に嫌ってほど伝える』
「それはそれで…んー、あんまり伝えすぎんでな」
『なんでよ』
「…俺以外にはあんまり言って欲しくない」
『言って欲しくないって…別に仲間なんだしそんな』
「俺はAの事異性として見とるで」
『ん？！』
爆弾を投入したチーノを思わず見ると意地悪そうな顔をしており、続けて「そういやさっき一緒に寝る約束もしたな〜駄目やんそんな簡単に約束したら俺みたいなのに捕まるで」と、追い打ちをかけるのでもう金魚のように口をぱくぱくとするしかなかった。
「Aが仲間としてしか見てなかったのは知っとる。だから、これからは遠慮なくアタックして落とすつもりやから覚悟しといてな」
『へ、あの、チーノさん…？』
「じゃ、気を取り直して皆のとこ行こかー！」
『ちょぉぉぉぉぉぉぉ！？！？』
静止の声も聞かずにそのまま皆の所へ連れていかれる。皆に会い一通り話をする度必ずチーノが、
「俺、Aに告白したんで取らんといてくださいね！」
といい笑顔で言いキャパオーバーになることはまだ私は知らない。
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茶 - コメント失礼します。 こちらの作品の話ではなく大変恐縮ですが、お二人の総合日記、とても素敵な作品でした！可能でしたら、またどこかで読む機会があればなと思います。是非お伝えしたくてこちらにコメントしました。長々とすみません。 (2022年4月27日 23時) (
レス) id: 46a55a84d9 (このIDを非表示/違反報告)
スコーン(プロフ) - ミサキ@さん» 触発されてしまいました…笑 (2021年6月14日 14時) (レス) id: ad0fb54ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - rbrさんのやつついったーのやつやぁん (2021年6月14日 10時) (レス) id: 9c2cfec67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコーン | 作成日時：2021年5月22日 19時
