【sha】二の腕にしか興味無い？ ページ22
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「………」
『シャオちゃん、いい加減機嫌直し？』
「やだやだやだー！！」
何故こんなにも駄々を捏ねているのか、時間を少し遡る。
久しぶりに同じ日に休みが取れたがこの猛暑の中、外出したくないのもあるけどやっぱりお互いゆっくりしたいよね、ということでお家デートになった所まではいい、問題はそこからだ。
シャオロンの家でお家デートすることになったので少しはおめかしして行きましたよ、まぁ外の気温と電車内のクーラーで温度差やばいから7分袖のお洋服。長袖着るのは流石に暑い。皆なんで長袖着てられるん？？私だけか？？？
そんでまぁ、シャオちゃん家着きます、呼鈴ならして出迎えられます、第一声、
「なんで半袖じゃないんんんんんんん！！！」
…不満の声っすよ。
なんでやねん、彼女が来たんやぞ喜べや。
『来てそうそう不満げとはなんやねん、はよ入れんかい』
「………はい」
まだ不満を言いたげな彼だがとりあえず家の中に入れてくれた。久しぶりの彼の匂いに安心しつつリビングに来る
「とりあえずAはそこに正座しなさい」
『なんでや』
「今は夏やんな？」
『無視ですかそうですか』
何を当たり前のことを聞いているのか分からないがとりあえず、
『夏ですね』
「…なんで半袖じゃないん？」
『まだ言うか』
「だって夏やで？！恥ずかしげもなく晒される二の腕！最高やん！！」
『お疲れ様でした』
無駄な時間を過ごしたな
「やー！待ってまって、ちゃいますやん」
『何がちゃうか言うてみぃよ』
腕を組みジトリと見ると、彼は私の隣へ移動し静かに肩へ手を置く。そして真剣な顔で、
「二の腕は最高やぞ？」
『知らん』
「いでっ！…やだやだやだー！！」
ったくこの男はほんまに…。下顎をぺちっと叩くと痛がるが知らんしらん。
ま、そんなこんなあり今とてつもなくめんどくさい。
膝を抱え唇をとんがらせて拗ねる彼の頭を撫でると彼は少し上目遣いで聞いてくる
「…なんで半袖じゃないんすか」
『暑すぎ寒すぎずな格好がいいなって思ったからです』
「んんんん…この裾なんか捲れない…」
『捲るな』
というか、何故こんなにも二の腕にこだわるのか。フェチか？しかし二の腕フェチとは別に聞いたことはない。
『ねぇ、私じゃ物足りん？やっぱ二の腕がいい？』
「え？！いやいやいやそうやなくてぇ…！」
こんなにも固執しているのでちょっと意地悪を言うと彼は慌て始め視線を行ったりきたりさせる
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茶 - コメント失礼します。 こちらの作品の話ではなく大変恐縮ですが、お二人の総合日記、とても素敵な作品でした！可能でしたら、またどこかで読む機会があればなと思います。是非お伝えしたくてこちらにコメントしました。長々とすみません。 (2022年4月27日 23時) (
レス) id: 46a55a84d9 (このIDを非表示/違反報告)
スコーン(プロフ) - ミサキ@さん» 触発されてしまいました…笑 (2021年6月14日 14時) (レス) id: ad0fb54ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - rbrさんのやつついったーのやつやぁん (2021年6月14日 10時) (レス) id: 9c2cfec67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコーン | 作成日時：2021年5月22日 19時
