【kn】鈍感 ページ14
※首絞めの表現があります、苦手な方はご注意ください。
――――――――――――――――――――
「ｯｶﾞ…お、まえ…」
どうして彼は床に倒れているのだろう
「も…どｯｱ…ﾚ」
どうして私は彼の上に乗っているのだろう
「……ｱ…ﾋｭｯ…」
どうして私は、
彼 の 首 を 締 め て い る の だ ろ う
『……ｯ？！』
我に返ったと同時に腕の力が抜ける。勢いよく立ち上がりガタッと机にぶつかりながら自身の両手を見つめ絶望する。目の前では苦しそうに咳き込むコネシマ
『(私は今、仲間を、コネシマを殺そうとした)』
何故彼の首を絞めたのか、困惑し記憶が曖昧でより怖くなり自身の体を抱きしめるように包みその場に座り込む
『ごめっ、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい』
あぁ。嫌われてしまった。もしくは同じ幹部を手にかけようとした罪で処されるだろうか。どちらにせよもう、此処には居られない。
腰に携えている小型の剣を抜き取り心臓へ突きつける大丈夫、勢いよくこのまま刺せばいいだけだ、カタカタと震える手で刺そうとする
『ﾊｧｰ…ﾊｧｰ…ｯ！！』
勢いをつけようと振り上げた腕を勢いよく掴まれたかと思うと素早く剣を取り上げられる。顔を上げるとそこには息を荒くしながら目を見開きこちらを見るコネシマがいた。
「あっぶな…ｶﾞﾎｯ…な、にしとんねんお前！」
『ﾊｧﾊｧこね、しま…？』
何故こんな私を助けるのだろうか、彼にとってもう私は欠陥品にしか過ぎないはずなのに。そんなことしか考えられなくて無意識のうちに涙がこぼれる。
「とりあえず落ち着かんかい、さっきよりかは正気やろ。ったく、
『くすり…？』
「なんや、覚えてへんのか」
話を聞くとこうだ、私とコネシマとシャオロンとゾムの4人が次の任務の作戦を練っているところに刺客が2人現れ戦闘に。正直この面子なら刺客なぞ倒せるところなのだが室内ということもあり行動が限られた。
1人はゾムとシャオロンが相手をし残りは私とコネシマと私が応戦していた。相手は相当の手練れであり狭い室内よりも大きく動ける外へ行こうと外へ戦闘に持ち込もうとした時に私がしくってしまい人質に。
その際に変な薬を飲まされてしまった後に意識を失ったかと思えば彼らを攻撃してきたらしい。薬を飲ませた後、刺客達は分が悪くなったのか撤退した。
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茶 - コメント失礼します。 こちらの作品の話ではなく大変恐縮ですが、お二人の総合日記、とても素敵な作品でした！可能でしたら、またどこかで読む機会があればなと思います。是非お伝えしたくてこちらにコメントしました。長々とすみません。 (2022年4月27日 23時) (
レス) id: 46a55a84d9 (このIDを非表示/違反報告)
スコーン(プロフ) - ミサキ@さん» 触発されてしまいました…笑 (2021年6月14日 14時) (レス) id: ad0fb54ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - rbrさんのやつついったーのやつやぁん (2021年6月14日 10時) (レス) id: 9c2cfec67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコーン | 作成日時：2021年5月22日 19時
