- sweet a miracle -

- 大毅くんの誕生日 ページ43

8月になり



夏休みのある日


「あぢー。」


あ。


大毅がもうすぐ誕生日


なにしよ。夏やな。


なんて考え事をしながら歩いてると


デパートの看板が目に入った。


水着。


海ええやん！






・




でもさ、水着とかようわからん。




・



という訳で、ひなちゃんと買い物中



ひな「水着って、彼氏との海はビキニ！」


「恥ずかしいし。」


ひな「あんた、そんなええ体しといてなんやねん。」


「いや。そんな事ない」




・




ひなは、とっても、可愛いピンクのやつ選んでくれてん


せやから。それ着ることにした。





・





大毅には、前もって。


言っといたから、


早くに大毅の家に行くだけ。




・




当日。


(ピンポーン


重「はーい？どちらさん？」


「A」


重「お、待ってな。」




「お誕生日おめでとう！」



重「ありがとう。」



なんや。その頭は。

ボサボサやないかwww



大毅が用意してる間待ってた？





・




・






海についた。




「きれいやな！」


重「せやな！」





・




お互いの更衣室から出てきた時


明るいとこで初めて見た大毅の体が


かっこよかった。




・







？「あれ、花巻やんか。」



「え？あ、小瀧くん」



小「流星もおるでw」



「ほんまやw」


藤「よぉ！」


「おぉ！」




大毅は無言で


私の手を引いて


小瀧くんと藤井くんから


離れさせた。




重「何。あの人たち」


「同級生。」


重「そーなんか。ほら、あそぼ！」


「おん！！」





・








夕暮れ時。



浜辺で２人仲良く座ってる。





重「なぁ、」


「ん？」


重「なんかさ、俺らさ、」


「うん。」


重「結婚すんねんな。」


「せやで。」


重「ほんま、Aでよかった。｣


「私もやで。」


重「ありがとうな！」


「おん！」



いつものハニカミが可愛い。

- 喧嘩→←- 不機嫌な大毅くん。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す