存在意義をくれた君へ...。【梶裕貴】 (ページ5)

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第４話私は苺食べれればいいよ。ページ5

Aside

「Aめっちゃニコニコしてるね。どしたの？」

「んーさっきのが、楽しくて、」

「！？あれが！？」

「えぇっ！？楽しくなかったの！？」

「ｗｗｗ嘘だよ。私も楽しかった」

そんな会話をしながら丁度クラスの前に行くとももちゅ(←友達のあだ名)が私を呼ぶ。

「ゆっきー！早く！早く！」

こっちこっちと招き猫のようにブンブンと手を振るももちゅ

「どうしたの？ももちゅ。」

「高嶋の出した宿題やってないから写させて！」

「百瀬千優！あんたねぇ！碧月に頼らないで少しは自分でやったら？」

「うっ...だって！社会だよ！？
無理だって、千優に出来るわけないじゃん。
ヤル気も無いし！」

「それだからって！」

2人の相性合わないのかな？

「まっ、まぁまぁ2人とも、
はい。ももちゅ」

「ありがとー！マジ感謝！今度苺のたっぷり乗ったパフェ奢るわ。」

「ほんと？ありがとう。」

と、自分の席に走り去っていくももちゅに言う。

苺の乗ったパフェかぁ...。

「ほんとに甘いんだから...。」

「まぁまぁ、苺パフェ奢ってくれるんだから。ね、」

私は苺食べれればいいよ。