第３話 唐揚げと唐揚げと唐揚げ！ ページ4
Aside
うーん、
仲良しだと思うんだけどなぁ...。
あれ？
そういえば、
梶君達に自己紹介してない？
「あ、初めまして、淡雪Aです。」
「初めまして、梶裕貴です。」
「大丈夫です。知ってます。」
だってこの学校の有名人だし...
「はいはい！俺は下野紘ね！好きな食べ物は唐揚げと唐揚げと唐揚げ！」
それって全部、唐揚げだよね？？
「紘がお世話になってます。下野紘の保護者の藍月遥です。」
「保護者って何だよ！」
俺はガキか！とボヤく下野さんをほおって梶君も返事をする
「どうも、ひろたんにお世話になられてます。」
「ゆうたんも酷っ！」
「大丈夫ですか？下野さん」
遥ちゃんから「いいんだよ〜気にしなくて...」って聞こえるけど流石に気にはするよ...w
「大丈夫！ありがとう！
あと、俺の事は紘って呼んで！」
ん？何で？
まぁいいか。
「紘さん...？」
「紘！」
流石に呼び捨ては...。
出会ったばかりだし...。
「...紘...君？」
「まぁ、いいや。
いいだろ！ゆうたん！」
え？何がいいの？
「ひろたんずるい！
じゃあ、俺も裕貴って呼んで？」
「ゆ、裕貴...君？」
「うん！それでよし！」
そういえば、遥ちゃんが静かだな...。
「遥ちゃん？」
と紘君の後ろにいる遥ちゃんに声をかけると
「ん？どしたの？」
「何やって...ふふっ！
っひ、紘君！か、髪の毛！
おっ面白っ...いっ...！」
「ん？ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ！」
「遥ちゃん特製ツインテール！」
遥ちゃんはイェイとダブルピース。
「ひっ、ひろたん...！似合ってるよっ...ﾌﾞﾊｯ！」
「2人もひでーよ！
ひでー！俺泣くぞ？」
そんな紘君を遥ちゃんは無視して私に話しかける
「あ、A！そろそろ教室戻んないと...。
次の授業高嶋だからだから早く行かなきゃ！」
そう言うと早々に教室に向かって歩き出した。
「えっ！？あ、うん！待ってよ！」
「まって！スルーは止めて！
ガチで傷つく！」
「俺教室戻ろー」
「ゆうたん待って！置いてかないで！」
ふふふっ、楽しかった。
今もふわふわしてる。
なんだか、初めて会った気がしないなぁ...。
第４話 私は苺食べれればいいよ。→←第２話 これって夫婦漫才かな...？
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作者名：白い悪魔 x他1人 | 作成日時：2018年2月26日 13時
