第１２話 本当に見境が無いのね。(棒) ページ13
Aside
「じゃあ、家で翔も待ってるし、帰るわ！じゃあね二人共！」
「さよなら〜」
「さよならです。」
そう言って楼卯さんは帰っていった。
٭•。❁。.*･ﾟ .ﾟ･*.❁。.*･٭•。
楼卯side
うんうん。若々しくていいねぇ。
甘酸っぱい。流石青春...！
もう、高校生かぁ...。
まぁ、裕貴君も冗談言えるまで元気になったし。
高校生ぐらいになったから『like』と『love』の違いくらい分かるよね？
いつまでもお姉さんに依存してたら駄目だぞ。
自分の声をちゃんと聞いて切り進んで行かなくちゃ...。
さぁさ、家に帰りましょ。
ガチャリとリビングのドアを開けると翔が司に泣き付かれてた。
なにやってんだ？
兄弟で...何か新しい扉開けたのか？
「あ、楼卯、おかえり。」
「ただいま！んで？どしたの？」
ソファの上で困り果てている翔に疑問をぶつける。
「あ"ぁ"〜。JKに逃げられた〜！(泣)」
懲りねぇーなぁ。コイツも。
なにが楽しくて振られるの分かっててやってるんだよ
「翔。あんたの兄貴、本当に見境が無いのね。(棒)」
心のない棒読みと
軽蔑の目を司へ向ける。
「その棒読み止めて！？」
はいはい。わかりましたー(棒)
「楼卯、分かるけど、どこかの歌詞を引用しないで。(真顔」
大丈夫。大丈夫。No problem. 分かりはしないよ。
「で？どしたの？
面倒臭いけど聞いてあげるよ。
この楼卯様に感謝しな。」
「うん。酷いけどありがと。
JKいるじゃん？」
あー、すぐ話に入っていくんだね。
「うん。」
「女って若ければ若いほどいいじゃん？」
･････。
は？
「翔ー。ロリコンがここにおるー。
粗大ゴミに捨てといてー。(真顔」
「兄さん。ほんとにゴミ処理上に行く？(真顔」
真面目にキモいぞ。
あと一ヶ月でコイツの妹になるのかぁ...。やだなぁ。
第１３話 私牛肉じゃないんですけど。(殺)→←第１１話 女の感だよ。
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作者名：白い悪魔 x他1人 | 作成日時：2018年2月26日 13時
