ろくわ 【６話】 ページ7
Aside
うん、どうしようか。
只今、今日最後の授業が終わり、皆帰り始めるんですが……
気が重い…………
恋雪君は多分、校門前で待っている。
けど、なんか空は先生の手伝いに行っちゃったし……！
空のバカ！なんで学級委員なんてやるの……！
『A！ごめん、先行ってて！
あ、先に二人で帰っててもいいよ〜？』
なんてニヤニヤして……
帰らないよっ！
もう！もうっ！
ほんとにペースを狂わせられるなぁ……
あんなのが学級委員でいいのか、私のクラスは……
だなんて考えながら廊下を歩く…
「はぁ…」
「榎本さん」
ん？恋雪君の声が聞こえた気が…………
気のせいかな？
「榎本さん！」
「はっはいぃっ！」
気のせいじゃなかったようです…………。
「な、なんでしょうか………恋雪君…」
「ごめんなさい。驚かせちゃいましたか……？」
驚いたけど…
「大丈夫です…。」
「なら良かった…あの、音無さんは……？」
「あ、えっと、空なら学級委員で先生に呼ばれて…多分すぐ来ると思います……」
「じゃあ、校門前まで行って待ってますか？」
「はい、そうしましょうか」
会話が……
どうしよう…………
「恋雪君、ごめんなさい！」
「え？あの、榎本さん？」
「空が暴走して、止められなくて……」
なんて事をしてるんだろうか…
恋雪君は受験生なのに……。
「榎本さん、顔を上げてください。僕は大丈夫ですから、ほら、音無さんも来ましたし…、」
なんて恋雪君は笑う
ん？空が来た？
がばっと顔を上げると
「……えへへ、」
と頬をかく空が……
「空！もう！遅いよ！」
「ごめんごめん。なんかAは謝ってるし、修羅場か何かと……あはは…。」
「はぁ…。すみません、恋雪君……。」
「あはは……。」
これには恋雪君も苦笑いで。
本当に何がしたいんだ空は……。
そんな事を思いながら3人で歩く
なぜか私は真ん中にいる………
「綾瀬先輩は、なんでAの事榎本さん呼びなんですか？」
「え、えっと……？」
おいおい？空さんんん？
恋雪君困ってるじゃん！
「3年生にもいるじゃないですか、Aのお姉ちゃんの夏樹さん、
確か、夏樹さんの呼び方も榎本さんでしたよね？この前廊下で見かけました！」
「は、はい…。」
「ごちゃ混ぜになりません？それだと、」
待って、何がしたいの、親友歴8年ぐらいの私にも分からないぞ？
「だから、Aの事、名前呼びにしたらどうです？」
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白い悪魔(プロフ) - Lさん» はい！更新頑張ります！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 87fddef293 (このIDを非表示/違反報告)
L - 最近見つけて読み始めました！自分、ゆっきー大好きなんで、ぜひぜひ幸せにしてあげてください！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - 十六夜さん» はじめまして！長文ありがとうございます！！私も恋雪君には幸せになって欲しいです...(切実)。更新頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: 5c009119ee (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - はじめまして！告白予行練習の小説が好きで、その夢小説を探していたらここを見つけました！恋雪くんも幸せになってほしいって思ってます。この夢主も恋雪君にどこか似てますね。だからこそ二人には幸せになってほしいです。更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月10日 15時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - スーナ-suunaさん» 励みになります！ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 3cda70d12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月21日 20時
