さんじゅうななわ 【３７話】 ページ40
Aside
「Aーー！マジごめん！遅れた！」
現在時刻10:30。
約束の時間10:00。
「遅い。」
私が一言そう言うと空は効果音が着きそうなほど頭を下げる。
「お詫びになんでも奢る！...奢れる範囲で...。」
頭を下げたかと思うとガバッと上げる
ｳｯ...
そんなうるうるとした目で見られると...
.
キュンともなんともしないわ。(慣れた)
「...パフェも？」
「勿論！それぐらいなら！」
「んじゃ、行くんでしょ？」
うん！と言って...というよりも叫んで尻尾を振りながらこっちに来る
ん？尻尾？あぁ。見間違いか
時間も時間なので電車内は思ったよりも空いていた
「ねぇねぇ、Aのウチに選ばせて」
「別にいいけど...」
よっしゃ。とガッツポーズをしている空を見る
...どんだけ私の服を選びたいんだ...。
「これとか、どう？」
時は過ぎて30分後デパートの中にあるお店を巡っては空が私の服を選ぶ
空、自分のも欲しいとか言ってなかったけ？
「よし、これだ」
ドヤッという効果音がつきそうなドヤ顔をして試着室の中にいる私を見る。
私の格好はと言うと
白いシフォンパフスリーブの袖口にリボンが着いたブラウスにネイビーのレースアップスカート、くるぶし丈の折り返しレースの着いた黒い靴下、薄ピンクの厚底(3cmぐらい)スニーカー
「うんうん。じゃ、買ってくるから」
「は？いやいやいや、それは流石に悪すぎるよ！」
空に買ってもらうのは...せめて、食べ物。
「空ちゃんはねー、ちゃんと貰ってきてるんだよ。お金を。」←←←
いや、誰からだよ。
てゆーか、自分で使えよ。
「さっさと脱ぐ！そして渡す！」
こうなったら空は言うことをまるで聞かない、暴走機関車なので大人しく買ってもらうことにする。
「...はい。」
「よし。それでよろしい」
試着していた服や靴を空に渡すと空は満足気に頷きお金を払いにレジへ向かう
こんなに買って貰ってしまっていいのだろうか...？
てか誰のお金なのかが気になるんだけども、、、
そんなことを思いながら諭吉を財布から出す空を見ていた。
さんじゅうはちわ 【３８話】→←ばんがいへん いち 【番外編1】
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白い悪魔(プロフ) - Lさん» はい！更新頑張ります！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 87fddef293 (このIDを非表示/違反報告)
L - 最近見つけて読み始めました！自分、ゆっきー大好きなんで、ぜひぜひ幸せにしてあげてください！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - 十六夜さん» はじめまして！長文ありがとうございます！！私も恋雪君には幸せになって欲しいです...(切実)。更新頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: 5c009119ee (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - はじめまして！告白予行練習の小説が好きで、その夢小説を探していたらここを見つけました！恋雪くんも幸せになってほしいって思ってます。この夢主も恋雪君にどこか似てますね。だからこそ二人には幸せになってほしいです。更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月10日 15時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - スーナ-suunaさん» 励みになります！ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 3cda70d12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月21日 20時
