さんじゅうさんわ 【３３話】 ページ35
Aside
あ、やろうと思っていた事を忘れてた。
「あ、そうだ。
恋雪君。今週の日曜日、つまり明後日なんだけど、皆で遊園地行くからよかったら来ませんか...？」
気分転換にもなると思うしっ！と付け加えると
「それって、僕がいってもいいんですか？」
「うん！勿論っ！LINEで詳細を伝えるので交換...出来るかな？」
来てくれる事が嬉しくて敬語とタメ口の混ざったような口調になってしまう。
「うん。大丈夫ですよ」
LINEのQRコード画面を読み取って追加する
そういえば、結局お守り見つからなかったな。と思っていると、
「あ、Aさんの言ってた忘れ物ってこれですか？」
恋雪君は思い出したかのようにポケットからお守りを取り出す。
私に見せてくれたそれは確かに私のもので。
「ありがとうございます！
どこにありました？これ。」
「３年生の教室に落ちてましたよ。」
昼休みの時に急いでたからそこで落としたのかな？
なんて考えているとどうやら家に着いた様。
「恋雪君、送ってくれてありがとうごさいます。」
「いえ、ではまた日曜日」
「うん。また日曜日」
. . .
やらなくちゃいけない事を終わらせてなつねぇの部屋に行く。
ｺﾝｺﾝ...
「なつねぇ、いる？」
「んー？どうしたの？」
ｶﾞﾁｬ...となつねぇの部屋のドアが開けられる
「一応、おめでとうって言おうと思って...」
「へ？」
私がそう言うと、何の話だかよく分からないみたいに首をかしげた。
.
「だから、ゆうにぃと付き合い始めたんでしょ？
おめでとう」
.
「な、なんでそれ...」
「ふふ、なんでってなつねぇの妹だもん。
何年やってると思うの？」
ちょっと笑ってそう言うと、なつねぇもまるで夏の太陽を思わせる様な笑顔で
「ありがとう」
この笑顔だ。
私のなりたかったものは、
私が望んでいたものは、
私の憧れの対象は、
やっぱりなつねぇだ
『勿論。』とでも言うように
太陽には到底 敵わない笑顔 で応じた。
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白い悪魔(プロフ) - Lさん» はい！更新頑張ります！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 87fddef293 (このIDを非表示/違反報告)
L - 最近見つけて読み始めました！自分、ゆっきー大好きなんで、ぜひぜひ幸せにしてあげてください！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - 十六夜さん» はじめまして！長文ありがとうございます！！私も恋雪君には幸せになって欲しいです...(切実)。更新頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: 5c009119ee (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - はじめまして！告白予行練習の小説が好きで、その夢小説を探していたらここを見つけました！恋雪くんも幸せになってほしいって思ってます。この夢主も恋雪君にどこか似てますね。だからこそ二人には幸せになってほしいです。更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月10日 15時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - スーナ-suunaさん» 励みになります！ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 3cda70d12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月21日 20時
