にじゅうわ 【２０話】 ページ21
Aside
「おはようー！」
「...おはよ」
え？テンションが低い？
ちょっと嫌な夢見ちゃって...
恋雪君が泣いてる夢。
「え？ええ？なんで泣きそうなの？私なんかした！？」
空は訳がわからず「ごめんねごめんね？」と焦った様に謝っている
「泣いてない...」
でも...泣いてはいない。
強がりとかじゃなくて本当に。
「え、でもテンション低いよ？？ほら、ぶつかってこないし...」
...そんなにぶつかられたいのか...？？((引
「はいはい。行くよー。」
空の背中をトンッと叩いて
さっさと行くよと急がせる
「...さっきよりは高くなったかな...？(ﾎﾞｿｯ)」
「ん？」
なんか言ったのかな...？
「んーん！ほら、行くんなら行こー！」
「え、ちょっ！足速いっ！」
ﾀﾀｯと私を追い抜かしてった空を追いかける。
...あいつ...私が運動が平均より少し衰えてるの分かってるのか...！？
空の背中にタッチしようとした時...
「りっちゃん！」
と私を呼び止める声が...
声のした方を見やると薄いピンク色の髪をふわふわと風で揺らしている子がいた。
その顔を見て私の顔もふわりと柔らかい表情へと変わる
「...雛ちゃん！」
雛ちゃんのその決意した様な顔を見ると何か雛ちゃんの中で決まったみたいだった。
「...どうしたの？」
あれ？何か呼び止められる事したっけ...と考えを巡らせていると
「私、頑張るね！」
「え、う、うん！頑張って！！」
よくわからなかったがまるで応援してとでも言うような表情にエールを送る。
こくりと雛ちゃんはうなづくと学校へ向かって走ってく
「...ど、どうしたの？瀬戸口...雛ちゃん」
「わかんない。でも何か決意を決めたんじゃないかな...？」
きっと新しい1歩を踏み出そうとしてるのだろう。
ならば私は近くにいる第2の姉として励まそうと思ったのだ。(ちなみに第1はなつねぇ)
「なるほど。青春かぁ...。若々しいね。」
「1年しか変わらない私達が言う事じゃないけどね...」
私達だってまだ若いんだよ？
青春らしい事なんて何も無いけど。
「青春...ねぇ...」
空が意味ありげに呟く。
「...ほら、空は彼氏がいるでしょ？」
「...あ、日曜日行くのって○○の遊園地？」
気まずそうに空が口を開く
「うん。そうだよ？」
「もし日曜日、私達にあっても気付かないふりしてね？」
「う、うん。分かった...彼氏さんと？」
「アイツが行きたいって言うんだもん...」
それでも断る事なく行ってあげるんだね(笑)
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白い悪魔(プロフ) - Lさん» はい！更新頑張ります！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 87fddef293 (このIDを非表示/違反報告)
L - 最近見つけて読み始めました！自分、ゆっきー大好きなんで、ぜひぜひ幸せにしてあげてください！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - 十六夜さん» はじめまして！長文ありがとうございます！！私も恋雪君には幸せになって欲しいです...(切実)。更新頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: 5c009119ee (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - はじめまして！告白予行練習の小説が好きで、その夢小説を探していたらここを見つけました！恋雪くんも幸せになってほしいって思ってます。この夢主も恋雪君にどこか似てますね。だからこそ二人には幸せになってほしいです。更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月10日 15時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - スーナ-suunaさん» 励みになります！ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 3cda70d12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月21日 20時
