じゅうよんわ 【１４話】 ページ15
Aside
「とゆうか、どうするの？」
「え？何が？」
きっと内容がわからない空はポカーンとしている……
私もこれだけ言われたら分かんないけど。
「今日空部活でしょ？帰るって話どうするの？」
あ、と空はなるほどと言いたげな顔をする。
うん、最初からこういえば良かったね。
「んー。」
どうしようかなと悩んでいる空
そこまで考える？
ねぇ、どこまで１人で帰るのが嫌なの？
「あ、部活来る？」
「私はいいけど、いいの？」
そう遠慮すると笑って「何言ってるのｗｗｗ」と言おうとしたのだろう、
笑いすぎてなんて言ったか分かんない。
「酷い。ツボり過ぎ。」
話の軌道修正を試みようと口を開く。
空のせいで大きくズレましたから。
「まぁ、美術部は楽しいし、行っても酷じゃないからいいけど、」
そういうと一気に空がぱぁっと笑顔になった
「え、来る？ウチの華麗なる絵を見る？」
「それは真面目に遠慮するわ」
「うそうそ。ほんとに凄いのはあかり先輩、美桜先輩に、夏樹先輩」
「なつねぇの事名前で呼んでたんだ。」
では、なぜこの前……
「この前の榎本先輩はあの場で都合よくする為。本来は夏樹先輩って呼んでるよ」
「ふーん。」
その返事が不満だったのか少し落ち込むと。
で、と話を戻す
「あかり先輩はコンクールとかで最優秀賞をバンバンとってるし、
美桜先輩も佳作をコンクールとかで取り続けてる、
夏樹先輩はそういう表彰は無いんだけど、とっても綺麗な絵を描くんだ。
きっと審査員が馬鹿なんだよ」
先輩達の絵の肯定の後に審査員の悪い噂を言った空はスッキリしたのか「ふぅ…」と一息ついている。
あれだけ早口で喋ればそうなるわ。
「……で、空の方はどうなんですか？」
「私は、前にコンクールで審査員賞を取っただけ、もう少し頑張れたらなぁ。もう少し絵を描く才能があったら…。」
どんどんネガティブになっていく空にデコピンをかます
「はいはい。ネガティブ空さん。
もう少しって言っても空にはさ、空の良さがあるじゃん。皆が頼れるとかさ、」
「でも、そんなの皆「出来ません。」…」
被せ気味に言うと諦めた様にこっちを見る
犬か、怒られた後の犬か。
「空はさ足が速いじゃん。現にそれで表彰されてたりする
皆もまとめられるし、私は空の絵好きだな。」
「ありがと。……でも、本当に頼れるのはAの方だよ…(ﾎﾞｿｯ)」
ありがとの後ろは声が小さくて少し聞き取れなかった
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白い悪魔(プロフ) - Lさん» はい！更新頑張ります！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 87fddef293 (このIDを非表示/違反報告)
L - 最近見つけて読み始めました！自分、ゆっきー大好きなんで、ぜひぜひ幸せにしてあげてください！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - 十六夜さん» はじめまして！長文ありがとうございます！！私も恋雪君には幸せになって欲しいです...(切実)。更新頑張ります！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: 5c009119ee (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - はじめまして！告白予行練習の小説が好きで、その夢小説を探していたらここを見つけました！恋雪くんも幸せになってほしいって思ってます。この夢主も恋雪君にどこか似てますね。だからこそ二人には幸せになってほしいです。更新、頑張って下さい！！！！！！ (2018年6月10日 15時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔(プロフ) - スーナ-suunaさん» 励みになります！ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 3cda70d12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月21日 20時
