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g i f t twelve ページ12

叶side


楽しみたかった。


みんなで。



結論だけ言ってしまえばそれだけだ。



それだけ…、




だったのに。



嗚呼あんなにキツく言うつもりはなかった。



口からどうしても出てしまったんだ…。



助けれないのに…。

どうして、


どうして待ってる人に希望を持たせるの?



こんなになっているんだよ。



助かるはずもない。





次があったらどうするの?



嗅ぎ回っている私たちが
ターゲットにされるかも知れないんだよ?




……そうなったら…



きっとAちゃんは

私達に謝ってどうにかして解決すると思う。


音羽ちゃんは

場の雰囲気を落とさない為に楽しい話をしてくれると思う。







なんだ………。



3人一緒ならそれも楽しそうだな…。



でも実際には1人づつだ。



そして私はネガティブになり何も出来ないかも知れない。



誰を助けることも。



……そうやって生きてきたんだからそう育つのもしょうがない。

こうやって自分に諦めて甘えてきた。



だから天罰が下ったのかもしれない。




次があるとするならいつだろうな。



せめて楽しみたかったな。



あの2人と、



もっと……。









違うよ。違う。




もっと楽しめるようにするんだよ。



明日が来ればきっと叶う。


私にはそんな気がしていた。

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作者名:白い悪魔 | 作成日時:2017年4月16日 7時

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