待って。いや待てない。 ページ23
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朝起きたら、頭の痛さと冷え込む体と
隣の男と何も身につけていない自分に驚いた。
「 まってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまってまって 」
動揺を隠せないわたし。
当たり前だとゆうように、
わたしの横には長妻くんがいて。
少し布団をめくると、やはり何も着ていなかった。
嘘だ、嘘だと言ってくれ。
とりあえず服を着ようと、一歩ベッドから降りようとしたら痛む腰。
「 まじかよおおおおおおお……… 」
じんじんする久々に感じた痛みに、
慣れない。なんて思いながらそこらへんに落ちていたスウェットを着る。
怜「 … ん 」
寝返りを打った彼がだした声に
一瞬時が止まって、ハッとその姿をみる。
昨日、
飲んで飲んで、飲まされて、気分の悪さが最高潮にたっしてから薄れた記憶。
隣に座っていた紫耀が心配してくれてたのは覚えてる。
その後、誰かの素肌に触れた感触も微かに残っていた。
…それがまさか長妻くんだとは。
うううううおおおおって訳のわからない
自制心を露わにしていると、不意に感じる温もり。
怜「 … おはよ 」
布団と一緒にわたしを後ろから抱きしめた長妻くんに、
少し心が揺れた。
「 … わたし、やっちゃった?」
怜「 うん。がっつりね 」
ふと見えた長妻くんの首筋には、
紅い花が咲いていて。
「これわたしが?」って聞くと
「 めっちゃ可愛かったよ」なんて。
……… 恥ずかしすぎて、死ぬかもしれない。
「 紫耀、ごめんほんとごめん…」
こうなるまでに
何があったか全くわからないけど。
とにかく紫耀には、罪悪感しかない。
怜「 いまはおれだけ見ててよ 」
「 ちょ、だ、…め 」
わたしの唇を舐めて歯を立てた長妻くんは、
少し切なそうにそう言った。
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春(プロフ) - 続きは書かないんですか?書かないなら書かないで一応報告するべきだとおもうのですが… すごく面白いし続きが気になるから更新待ってます! (2018年12月24日 4時) (レス) id: 7038e95e66 (このIDを非表示/違反報告)
てん - 続き見たいです! (2017年12月27日 2時) (レス) id: 16abeeb193 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - つづき… (2017年10月13日 23時) (レス) id: 25ba19e1ac (このIDを非表示/違反報告)
shiho - めっちゃ続き気になるんですけど!! (2017年8月30日 12時) (レス) id: e9c545065a (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - え、むちゃ続き気になります! (2017年1月2日 2時) (レス) id: 76d31e4b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aco. | 作成日時:2015年11月24日 9時