キスキスキス ページ13
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長妻くんが鼻歌を歌いながら、
さっきだしたラブレターをちまちま読んでる。
怜「 初めて目があったとき……」
「 おい 」
手紙の内容を口に出して読みながら
あー、そんなこともあったねえ なんて。
…なんか、そりゃそーだわなって感じ。
怜「 きみにひーとーめぼれー 」
(なぜか)わたしの家にいるだけで
(わりと)綺麗な顔してるし
(そら)学校でモテないわけがない。
喋らなかったら、
わたしも意外に…………って。
「 うおおおおおおおおおおあおあ 」
怜「 野菜切るのはえー！すげー！」
変な考えはやめよう。いまは料理に集中しよう。
怜「 ご飯なに？」
「 ロールキャベツ 」
怜「 まじで！超たのしみ！ 」
どうやら手紙を読むのに飽きたらしく。
嫌な気配を感じて後ろをみると、
いつの間にか真後ろにいた。不意に絡まる視線。
怜「 ねえ、あとどんくらい？」
「 煮るだけだからあとちょっ……」
最後まで言葉を言わせてくれない彼は
いきなりわたしの頭に腕を回して、
顔と顔との距離は０センチ。
怜「 …… さっき焦らされたからね 」
そう言ってまた重なる唇に、
強く長妻くんの胸板を押したけどビクともしない。
部屋に響く、
声と音。
どちらのかわからない糸を引いた
わたしの唇を舐めて、わらう長妻くん。
怜「 … キス、うまいよね 」
「 ……… うま、うまくない、わ」
答え方がよくわからないことを言われたわたしは
とにかく息を吸い込んだ。
怜「 どーーーーーせ彼氏ともっとやらしーことやってんでしょ？」
誰だっけ。しょうってやつ。
と 続ける彼に、紫耀はそんなことしない！なんて否定する。
怜「 ふーーーーーん？ 」
明らかに信じてない長妻くんを見て思う。
…… ほんとに紫耀は、何もしてこない。
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春(プロフ) - 続きは書かないんですか？書かないなら書かないで一応報告するべきだとおもうのですが… すごく面白いし続きが気になるから更新待ってます！ (2018年12月24日 4時) (
レス) id: 7038e95e66 (このIDを非表示/違反報告)
てん - 続き見たいです！ (2017年12月27日 2時) (レス) id: 16abeeb193 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - つづき… (2017年10月13日 23時) (レス) id: 25ba19e1ac (このIDを非表示/違反報告)
shiho - めっちゃ続き気になるんですけど！！ (2017年8月30日 12時) (レス) id: e9c545065a (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - え、むちゃ続き気になります！ (2017年1月2日 2時) (レス) id: 76d31e4b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ａｃｏ. | 作成日時：2015年11月24日 9時
