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私には半年前の記憶が無い
理由は分からない…気付いたらそうなってた…
何でだろう…って考えると、頭が痛くなる

でも…凄く怖い事があった気がする…とても悲しかった気がするの…

そんな曖昧な事しか分からない…
いつも考えてる…考えてれば、分かるだろうと信じて

あとは…凄く会いたい人がいるの…誰だか分からないけど…
誰かも分からない人に会いたいって…
私も等々頭をやられたのかな…記憶を無くしてから…変わってしまったよ…

記憶を取り戻さないと…悲しい事がおきる…何故か分からないけど確信がある…

茜「はぁー・・・頑張ろ…」

桜來「何を頑張るの?」

茜「ハヒッ!!━━吃驚した…桜來か…」

ヒョッコリ出て来た彼女の名は雨宮 桜來 私の親友
結構美人さんだ

桜來「私で悪い?で、何を頑張んの?」

茜「あぁー何でもないよ」

桜來「むぅー怪しい…まぁいいや、今日転校生来るんだって」

茜「そうなの?」

桜來「うん、噂だと男らしいよ〜イケメンかなぁ」

茜「どうだろうね…」

私は苦笑い気味にそう答えた
桜來は未だ転校生に思いを寄せている
イケメンを求めるだけ無駄な気もするけどな…

そうこうしてる内に8時を知らせる鐘が鳴り、先生が入って来る

先生「おはよう!知ってるかもしれないが、今日はこのクラスに転校生が来た!じゃ、入って!!」

そう先生が言うと扉が開いて、前髪が少し長い黒髪の男の子が入って来た

蒼汰「齊藤 蒼汰です。よろしく」

先生「皆仲良くな!じゃ、席は高橋の隣な」

齊藤君はちょっと暗そうな子だな…
私はそんな事を考えながら分かるように手を挙げた
齊藤君は確認するとスタスタと歩いて来て席についた

茜「よろしくね」

齊藤君はコクッと頷いただけだった
先生が何かを話しているが、私はそれどころじゃ無かった
齊藤君が気になったのだ…何かが引っ掛かる…
なんだろう…?

蒼汰「っ…」


此処から回り始めた歯車
正しく噛み合い上手く回るのかな…?

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暁響歌 - この小説は続きません。何故なら私が間違ってデータを消してしまったからです… (2018年1月17日 20時) (レス) id: 268b9137ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁響歌 | 作成日時:2017年7月24日 21時

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