7話 ページ9
扉が開き、そこには秀さんの姿
赤井「来月の頭から小学校なんだってな、阿笠博士が言っていた」
『手続き等は、博士が済ませてくれたのですか』
赤井「ああ、今度会ったらお礼を言っておくといい」
『わかりました』
短い沈黙
『……』
秀さんにすごい見られている
『………///』
照れる
『なっ、なにか…』
赤井「いや、愛らしくてな」
『愛らしくて…?』
赤井「Aが小さくなって俺のところに来たなんて…本当に〈君〉は俺とAの子供みたいで」
『……なっ、ななな…////』
赤井「…おいで」
『!…はい///』
頭が破裂しそうなくらい沸騰している
しかし呼ばれたため、胸の中に収まる
赤井「寂しい思いをさせたな、体を小さくしてまで組織に勘付かれないようにするなんて無茶をするな」
『はい、申し訳ありません…』
抱きしめられたまま頭を撫でられる
赤井「Aには変わりない…俺の前に戻って来てくれてありがとう」
『あたしの方こそ、生きててくれて…またあたしの目の前に現れてくれてありがとうございます』
赤井「……さぁ寝よう、もう夜は遅い」
秀さんがあたしを離し、モゾモゾと布団に入る
あたしも秀さんの横に寝転がる
『おやすみなさい』
赤井「A、もっと近くに来なさい」
『はい』
ゴロゴロゴロ…と転がり秀さんの胸に飛び込む
『小さい体も、便利かもしれません』
赤井「たしかに小さくて可愛いな、体が縮んでしまって膨らみがなくなってしまったのは残念だ」
『秀さん…』
赤井「すまない、冗談だよ。おやすみA」
秀さんの腕を枕代わりにして胸に収まる
『おやすみなさい』
好きな香りに包まれ、深い眠りに落ちた
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麦茶(プロフ) - うたプリ大好き?さん» こんにちは(^O^)私情で大変申し訳ないのですが、最近多忙で…、できる限り早めに更新できるように頑張ります!お待ちください! (2019年6月10日 15時) (レス) id: 2de880e3b2 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月7日 21時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦茶 | 作成日時:2018年8月27日 15時