2話 ページ3
ピーンポーンピンポンピンポピーンポーン
激しくインターホンを連打する
沖矢「はいはい、待ってください」
奥から声がする
ガチャ、と開く扉
そこには
沖矢「はい、ん?君は…?」
ピンクの髪をして、メガネをかけている細目の男が出てきた
沖矢「君は何処の子だい?」
この人はしゃがんで目線を合わせてくる
『………』
沖矢「…どうして泣いているんだい?」
頰をつたう涙を人差し指で優しく拭き取ってくれた
『秀…さん…?』
沖矢「……」
『秀さん……』
赤井「バレてしまったか」
秀さんは首元を人差し指で突き、声を変えた
『秀さん!!!!』
秀さんが手を広げ、その中に飛び込む
赤井「とりあえず、話を中で聞こう」
コナン「………」
メガネくんが門の外から見ていたが、そんなこと今はどうでもいい
秀さんに抱っこされたまま、家の中に入る
『秀さん……』
赤井「一から説明するから、落ち着きなさい。だからAも説明してくれるかな?」
『……はい』
秀さんに説明された
キールに殺されたように見せる作戦のことや
沖矢昴という名前で、今は赤井秀一を隠していることなどなど
あたしも同様に説明をした
なぜ小さくなったのか
小さくなった時期、場所など
秀さんは大変だったなと、頭を撫でてくれた
赤井「…髪、長いな」
しゅるっと髪を触られる
体が縮んだが、髪がもともと長かったため床をずっている
それをぐるぐる丸めてまとめていたが
秀さんによってほどかれた
赤井「これからは俺のことを、沖矢昴と呼びなさい」
『はい、秀さ…昴さん』
赤井「アウトだ」
唇を人差し指で抑えられた
『……//』
フィッと顔を背け膝から降りる
秀さんはメガネをとり、マスクを剥がす
『!』
見慣れた秀さんの顔!
赤井「?なんだ」
『あ…いえ』
赤井「さて、俺はもう寝るがAはどうする?」
『え……、えと…』
赤井「寝よう、A」
手を差し出された
差し出された手を掴む
『はい』
手を引かれ着いたのは一つのベッド
秀さんはためらいもなく布団に入る
赤井「ん?どうした、寝ないのか」
『え…、じゃあお休みなさい』
部屋を出ようと背を向けた瞬間
赤井「おいで」
好きな声で
好きな言葉をかけられた
『!』
扉を閉めて猛ダッシュで布団に入る
赤井「おやすみ、A」
『お休みなさい』
秀さんの腕の中で丸くなり眠りについた
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麦茶(プロフ) - うたプリ大好き?さん» こんにちは(^O^)私情で大変申し訳ないのですが、最近多忙で…、できる限り早めに更新できるように頑張ります!お待ちください! (2019年6月10日 15時) (レス) id: 2de880e3b2 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月7日 21時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦茶 | 作成日時:2018年8月27日 15時