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15話 ページ17

あたしがこの家に来てから1週間とちょっと経った

ランドセルを背負う



沖矢「本当にいってしまうのかい…?」

『えっ…はい』

沖矢「………忘れ物はないかい?知らない人に声をかけられても付いていってはいけないよ?あとは…」

『すっ、昴さん!…あたしは28歳です』


沖矢「でもいま、Aは6歳だよ」

『そっか…』




昴さんが何かを考えているように、顎に手をやっている

沖矢「僕が途中まで送ろう」

『そんなに心配ですか』

沖矢「心配」

『……』



かっ、過保護…





沖矢「では行きましょう」

昴さんと手を繋いで学校へ向かう

『………あ、あのお兄さん』

安室「あれ?君は…Aちゃんだね?」

『おっ…おはようございます…』


スッと昴さんの後ろに隠れる

沖矢「君はポアロの…おはようございます。何かAに用でも?」

安室「いいえ、特に。じゃあねAちゃん」


にこっと笑って歩いていった




『昴さ…』

沖矢「行こうかA」

昴さんはあたしの手を強く握って来た



『そんな握らなくても離れないよ…です』

沖矢「あはは…、日本語が話せてないよ」

『すみません』



小学校の校門まで送ってくれた昴さん

『ここまでで大丈夫』

沖矢「教室はわかるかい?」

『わかる』

沖矢「筆記用具は持ったかい?」

『もった』

沖矢「帰りは迎えにくるよ、携帯は持った?」

『ある』

沖矢「終わりそうになったら連絡してくれ」

『わかった』

沖矢「それから…」

『もう行ってきます』





沖矢「………心配だ」




昴さんはあたしが下駄箱で靴を履き替えるまでずっと校門から見ていた


手を振ると、ハッとして笑顔で振り返してくれた

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麦茶(プロフ) - うたプリ大好き?さん» こんにちは(^O^)私情で大変申し訳ないのですが、最近多忙で…、できる限り早めに更新できるように頑張ります!お待ちください! (2019年6月10日 15時) (レス) id: 2de880e3b2 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月7日 21時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麦茶 | 作成日時:2018年8月27日 15時

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