BTSのメンタルサポーター

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私は今、感動している。



ジョングクくんに続いて、ついにユンギくんが来てくれた。
若干諦めてた2人が、自分から···かは···まぁちょっと曖昧なとこだけど、とにかく来てくれた。


これで期日中に、全員来てくれたことになる。


いや、真面目か、防弾少年団。





『どう？この部屋』



ソファーに座って辺りを見回してるユンギくんに話しかけてみる。


「あーなんか····まぁ、リラックスできる感じというか···良いと思います」

『そっか、よかった！ 冷蔵庫の飲み物とか、そこのお菓子とか、ほんと自由にしていいからね』

「あぁ·····はい」



目はあまり合わせてくれないけど、返事はしてくれるユンギくん。喋るペースはかなりゆっくり。



『今日も遅くまで作業？』


「まぁ····そうっすね」


『練習に作業に、大変そうね』


「んーもう慣れてるんで····あぁー肩凝ったりは結構しますけど」


『そっかぁ····あ、そうだ！』




ちょうどいいタイミングかも。




『マッサージしよっか？ 結構しっかり勉強したことあるんだけど』


「え、マッサージって····どこでやるんすか？」


『ここ！』




立ち上がって、部屋の奥を仕切ってるカーテンを開ける。



『みんなの仮眠用に置いてもらったんだけど、軽いマッサージくらいならできるかなって』



豪華ではないけど、そこそこしっかりしたそのベッドを指差すと、ユンギくんは少し考えてるみたいだった。



『もちろん、ユンギくんが良かったらだけど』


「あぁー·····じゃあ、お願いします」





意外とすんなり了承してくれた。相当凝ってるのかも。

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