BTSのメンタルサポーター

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一瞬、2人のうちのどっちかが遂に来てくれたのかと思ったけど、やっぱりそう簡単にはいかないみたい。



『何かお話に来てくれたの？』

「あー僕じゃなくて……ほら、入りなよ」



ジミンくんに促されるようにして部屋に入ってきたのは____





「し、失礼します…」



上目遣いでかなり挙動不審なジョングクくんだった。




『良かった、来てくれたんだ！』


「やー、緊張しすぎだってジョングガ」

職員室じゃないんだから、ってケラケラ笑うジミンくんの横で、硬い表情のままのジョングクくん。




「それじゃあ俺行くね」

「え、ちょっと待ってください！」

「ダメだよ個人面談なんだから1人で受けないと。ですよね、先生」

『あぁ…そうね、できれば一対一でお話したいかな』

「ほら。もう行くからね」

「あ、ヒョン！」



励ますように軽くジョングクくんの背中叩いて、ジミンくんは出ていった。そして、閉まったドアを呆然と見つめるジョングクくん。




正直、助かった。

ジョングクくんが来なかったのは人見知りだからって部分が大きいはずだから、こうしてちょっと無理矢理だけど、メンバーに連れて来て貰ったのは良かったかもしれない。




『そこのソファ座ってね〜』


「…あ、はい」


振り返ったジョングクくんの顔は、あまりにも不安そうで、笑っちゃいけないんだけど、笑いそうになっちゃう。


だって、とんでもなくかわいい。



お店の前でリードに繋がれて、飼い主の買い物が終わるの待ってる子犬ってこんな感じよね〜、なんて考えてたら、ソファにちょこんと腰かけてソワソワしてるジョングクくんが、本当に子犬に重なって見えて、ますます笑いそうになる。


駄目だ、しっかりしなきゃ。




作り途中の報告書は取り敢えず保存して、面談に移った。









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




バンバンコンにすら参戦できない世界線を生きています。
本当に泣けてきます。
친구聴きたすぎて辛いです。


1日遅れてしまいましたが、7周年、本当におめでとうございます。

2020.06.14 なみ

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