◽︎ 11 夢 ページ13
「多分さAって俺の事好きだと思うんだよな」
「勘違いだから安心しろ」
午前8時40分
朝礼に10分遅刻したけどまぁいっか、夜遅くまで任務詰め込んだのそっちだし、と悪びれもなく開き直ると教室の扉を開ける
すると聞こえて来たのは幻聴かと聞き返したくなる五条悟の見惚れ発言だった。
『朝からそれはキツいて』
「Aおはよう」
「おは」
「俺のAおはよう」
『…はよ』
てかお前のじゃねーし、と悟を睨みながら席に着くと朝から大変だね、とでも言いたげな表情で傑がこちらを見てきた
てかこいつ可哀想って顔する割に全然助けねーよな。クズさ出てんぞ
すると悟はまた傑と硝子に向き直り思い出に浸るように話し始めた
「いーやだって俺Aと渋谷行って手繋いだし」
いや繋いでねーよ、どこの世界線だよそれ
「んで俺のほっぺたに着いたクリームAが指でとって舐めてくれてそっからニコって笑ってくれたし」
『やってねーよ』
なんで朝からお前の妄想話聞かなきゃなんねーんだよ。現実見ろバカ
てか第一に渋谷なんか行ってねぇ
「その後Aが目うるうるさせながら「帰りたくない…」って行ってきたし」
『お前バカにしてんだろ』
その変な声俺の真似だったら絶対一週間は喋らねぇからな
そう言うと悟は悪びれもなく「えー似てただろ」とぶすくれた
いやどこがだよ、耳鼻科行ってこい
「お前らそこまで進んでたんだな」
『んなわけねぇだろ』
おい録音すんな硝子
「まぁもしかしたらAの記憶にないだけかもしれないしね」
『百歩譲ってこれが本当だったらとりま呪術師やめるわ』
なにこいつめっちゃ思い出に浸ってます感出してんだ。
思い出どころか事実にねーよ
「んで俺の家連れて帰ってベッドinした。
っていう夢見みたから絶対A俺の事好きだろ。なっA！」
『夢かよ』
朝の10分返せこの野郎
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あ。(プロフ) - 遺伝子レベルで拒否ってるは草。今度使お (2022年3月13日 14時) (
レス) @page15 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
こたろう(プロフ) - めっちゃ好きです！！更新頑張って下さい！ (2022年2月19日 1時) (レス) id: 879e4b5d86 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - すごい面白いです！このために毎日がんばれます！ (2022年2月17日 12時) (レス) @page7 id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - こう言うの探し求めてました！！！！好きです！続きを早く読みたい！頑張ってください！！！ (2022年2月13日 22時) (レス) @page5 id: e7b4db75e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hrmna_119(プロフ) - いいと思います！頑張って！！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page5 id: 4e57ef443a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの | 作成日時：2022年2月12日 23時
