トリップした少女は鬼殺隊最強！？参【鬼滅の刃】 (ページ39)

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佰参拾玖ページ39

真「ねぇAちゃん」

『？どうした？』

真「あの、言いにくいんだけど、全部口から出てるよ…////////」

『！？』

周りを見れば真菰と同じように照れている(？)錆兎と冨岡さん

たった今、人生終了の鐘の音が聞こえた気がする

まさかの思ってたこと全部口に出してた俺氏

今ので絶対引かれたでしょ…

まぁ元々モブだから引かれてもなんの支障はないけど、推しに引かれるの辛いぃぃぃ

『あ、えっと…すまなぃ…』

冨「…いや(ﾌﾟｲｯ」

錆「大丈夫です…」

真「大丈夫だよ…」

はいぃぃぃぃぃぃ！たった今三人に嫌われましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！

みんなちゃんと見た？これが人に嫌われる瞬間だよ！滅多に見ることないと思うからちゃんと目に焼き付けておいてね！！それから絶対に口を滑らせないようにね！じゃないと僕みたいになるからね！友達に嫌われたくなかったら気をつけるんだよ！！！！

『…本当にすまない。失礼する』

真「あ…」

僕はこの場にいづらくなり、そそくさと蝶屋敷の中に入って行った

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真菰side

『…本当にすまない。失礼する』

真「あ…」

きっと今の私の顔は真っ赤だろうな

義勇も錆兎も真っ赤っか

原因はみんな同じ

Aちゃんが口を滑らせて言っちゃった本音

Aちゃんはあんなこと思ってたんだ…

冨「…なぁ」

錆「どうした？義勇」

冨「(Aは)“ 二人とも生きててよかった”(って言っていたが)…」

もはや何を言っているのか分からない義勇の発言

でも確かに言っていた

もしかして私たちは死ぬ運命だったの…？

錆「聞いてみないと分からないな」

真「でもこんな状態だよ…？聞けるかな…」

錆「でも聞かないわけにもいかないだろう？」

真「うん…」

冨「(今日の)夜(はどうだ？)」

錆「…嗚呼、そうしよう」

Aちゃん、話してくれるかな…