私は野坂悠馬の姉２【アレスの天秤】 (ページ40)

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90話ページ40

夢主side

『そういえば明日人は俺と悠馬の関係知ってるんだよな？』

稲「この間聞きました…」

『…悠馬と俺はな…』

稲「何か言いましたか？」

『いや…何でもない。そろそろ寝なくて良いのか？』

稲「え？あ、本当だ！すいません明日奈さん俺行きますね！」

『ああ。また明日な』

そう言って明日人は帰って行った

『(明日の練習メニュー…今日と同じようにグリッドオメガ攻略の練習と、後はこの砂浜を使って足腰を鍛えるのもありだな。でもまずは凌兵の真空波が完成しないとダメだから…真空波が完成するまでは凌兵につきっきりになるかもs((灰「おい！」！(ﾋﾞｸｯ』

灰「何やってんだよこんな時間に」

『凌兵か。そう言うお前こそ良いのか？』

灰「あいつらがうるさくて逃げてきたんだよ;;」

『そりゃご愁傷様』

灰「あんたこそ何でここにいんだよ」

『明日の練習メニューを考えていたんだ。明日も真空波の練習な』

灰「あれきついんだよ」

『大丈夫だ。俺が教えてやるから』

灰「はいはいわかりましたよ」

『性格は星章にいた頃と変わってないな;;』

灰「なんだと！？」

『その喧嘩っ早いとことかな』

灰「うっせぇ！」

『でもだいぶ可愛くなったか？』

灰「はぁ！？」

『だって雷門に入ってからみんなと溶け込めるようになっただろ？星章にいた頃は一匹狼だったのに』

灰「そ、れは…」

『図星だな』

灰「ちげぇし！」

『声を荒げるな。夜だぞ？』

灰「…わかったよ」

『じゃあ俺はもう行くよ。お前も遅くならないうちにな』

そう言って明日奈は足を進めた。その瞬間

灰崎が距離を詰めてきたかと思えば

　

明日奈は灰崎にキスされていた

灰「はぁ…次可愛いっつったらもっと激しいやつしてやる(ﾆﾔｯ」

灰崎がそう言うと明日奈はもっと顔を赤くして

『…お、俺帰る//////！』

早足で帰って行った

氷「俺には勝ち目なし…か」

さっきの出来事を氷浦が見ていたとは知らずに

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灰崎side

俺はそそくさと帰って行った明日奈さんを見て笑った

灰「可愛い奴め」

そして影から聞いてるやつに

灰「これで俺がリードだな」

氷「っ差詰め恋のライバルといったところか」

灰「はっ面白え」

氷「だがライバルは俺だけじゃない」

灰「関係ねぇ。勝つのは俺だ」

氷「俺だって負けないっ」